※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月19日

自主研修会レジメ

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ちょっと落ち込みが激しかったのですが、少し復活して来て、何とか
明日の自主研修会のためのレジメを作ることができました。
-----------------------------------------------------
       コミニュケーション指導について
                        文責・KING STONE

1.コミニュケーション指導の変遷
    スピーチからコミニュケーションへ
    多数者と少数者
    なんでコミニュケーションするの(わかち合うもの)

2.INREAL(インリアル)   1974〜
    INter REActive Learning
  基本姿勢(SOUL・・・「たましい」みたいでかっこいい)
       Silence(静かに見守ること)
       Observation(よく観察すること)
       Understanding(深く理解すること)
       Listening(耳を傾けること)

       第1段階……シンシアリティ・レベル(誠実に応じる段階)
       ・SOULを守る
       第2段階……ミーニング・レベル(意味あるかかわりの段階)
       ・子どもの問題改善を目的としたかかわり

      具体的方法
      ビデオにやりとりを撮り分析する

      ※ まず指導者の感受性を高める?

3.AAC(エーエーシー)  はっきりしてきたのは1980年代から
    Augmentative Alternative Communication
     音声言語だけにこだわらず、身振り・サイン・シンボル・文字盤など
    シンプルテクノロジー・VOCA・その他電子機器(パソコンを含む)など
    とにかくその本人が使えるものを使ってコミニュケーションしていこう、
    という考え方。

     自立とは自己決定である。そのために表現手段を確保しよう。
     (1975年〜  インクルージョンの流れの中で)

      ※ まず環境を整える?

4.TEACCHのコミニュケーション指導
    1.受容性コミニュケーション
    2.表現コミニュケーション
    3.社会的相互交渉

    最初にコミニュケーションサンプルを取り、そこから考える。

5.実践事例

参考文献
「インリアル・アプローチ」日本文化科学社(竹田契一・里見恵子)
インリアル・アプローチ―子どもとの豊かなコミュニケーションを築く/竹田 契一

¥2,352
Amazon.co.jp

AAC入門 拡大代替コミュニケーションとは」こころリソースブック出版会(中邑賢龍)
kingstone page-AAC入門

「自閉症のコミュニケーション指導法」岩崎学術出版社(ショプラー他)
自閉症のコミュニケーション指導法―評価・指導手続きと発達の確認/リンダ・R. ワトソン

¥4,725
Amazon.co.jp

追記
 「自閉症のコミュニケーション指導法」は骨があるというか何というか・・・
3回くらい読んでやっとわかった感じでした。
posted by kingstone at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック