私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月18日

自立課題学習への模索

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。

Oさん、こんにちは。

 > 教室の中に閉じこめて、机に座らせようとするとパニックになる、落ち着かない
 >..という子供に対して、一定の強制的な授業をした後は、気分転換として自由行動
 >をさせる。

 まず最初の「教室の中に閉じこめて、机に座らせようとするとパニックになる」
ってのは・・・すっごく今まで嫌な経験が蓄積してるんでしょうね。ひとごとじゃ
なくて私の周囲でも「あの子、課題学習嫌がるのやけど、そら机に向かって勉強
するよりは外で好きなことする方がええよなあ」という声が聞こえて来ました。

 なんかへん・・・

 その方、「わかることやできることをやってほめられた経験」
いや「わかることやできることをやって、やったぞ、と思えた経験」が
どれだけあるのだろうか。

 syunさんが「知的障害特別支援学校時代に机に向かって作業なんてして
いるのを見たことが無い」と言われていた方に対して、碁石を升目に置く
のを1回だけということから始めて工賃の取れる作業にまで結びつけてい
かれた例を紹介して下さっています。

 障害児教育フォーラム自閉症会議室の#1716からのツリーです。

 そもそも「一定の強制的な授業」というものがなんか違うんじゃない
かな、というのを最近特に強く感じるようになってきています。

 じゃあ私が「強制」していないか、と言えばそんなことは無いのです
が。

 特に課題学習で「まずここに座るんだよ」「この作業はこうやるんだよ」
ということを最初に教える時、少々抵抗するお子さんを押して行って
座らせたり、手をとってレゴを組みあわさせたりはするわけですが。

 でも、それも半ばびびりながら、そのお子さんの課題をやり切った時の
笑顔をささえにやっていることで、常にどうしたらその強制というか、
プロンプトを外していけるか、を考えています。

 で、そうやっていくとたいていの場合、その作業(課題学習)そのもの
が「気分転換」や「楽しみ」になるなあ、というのを実感しています。

 まあ「課題学習」と言っても「机の上」だけにこだわることなく、
本当に机の前に座るのが嫌なのなら(そこんとこについても私懐疑的です
が)別に立ってする作業であってもいいと思うのですね。

 そこから始めていって「作業できたぞ」「ほめられたぞ」「やったぞ」
みたいなのが増えてきたらきっと「机に座って作業する」もできるような
気がします。

 まあ一人一人違うから、何とも言えないところはありますけど。

posted by kingstone at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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