私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月18日

わかるということ(2)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。

 自閉症やその近縁の認知などに障害を持ったお子さん(あるいは方)
にとって(だけじゃないけど)「わかる」ってこと、とても大切なのだと
思います。

 例えば外から見ていて「暴力」を使われているように見えたり、
すごく「非人間的」に扱われていると思われこちらが胸を痛めて
いても、そのお子さんはその「暴力」をふるわれる方や「非人間的」
なやりとりをする方に寄っていったり、好きであったりするように
見えることもある。

 これってその方が「わかりやすい」からではないか。

 で、その「暴力」をふるわれる方はそういう子どもの反応を見て
「私のやり方は正しい」と自信を持たれる・・・しかし、きっと
「暴力」抜き、で同じことができたらよりいいはずなんでしょうね。

 実は「暴力」ぬきの部分での表情、やりとり、そこに子どもは反応
しているだけかもしれない。

 「非人間的」という点については・・・私がカードを使うのも
一部の方には「非人間的」と思われてますから、ほんまこの部分は
むつかしい・・・・

posted by kingstone at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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