私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月17日

指導主事からの評価

 大昔の話です。

 特別支援学級の担任をしていた頃。

 担当の指導主事は、教育委員会の希望の星、みたいな方でした。威嚇と暴力を
使うような方ではありません。ある特別支援教育界の有名大学教授が全然違う場
所での講演会で「あの地域は彼によって変わる」と言っていたほど。肢体不自由
特別支援学校の勤務が長く、私も目の前で大事な改革をされるのを見ていました。
また教師間では「(通常校の通常クラスに)入って来て30秒でどの子がどうい
う障害かぴたりと診断できる」という噂が流れていました。私も「制度」面でい
ろいろお世話になりました。

 主事さんが私の教室を見(スケジュールがあり、ワークシステムがあり、自立
課題学習をやっていました)、授業を見た後の講評。

「もっと言葉を使いなさい」

 この時の絶望感というのは、わかる人にしかわからない、というやつかもしれ
ません。たいていの方は「なんで絶望するの?」かな。

 もう私は何も言いませんでした。


 特別支援学級を担任して1年目。
 相棒が実践発表をしました。
 もちろん私がいろいろお教えし、バックアップし、取り組んできたものです。
 私は、横で視覚支援物を提示したり、スライドを操作したりしていました。

 発表が終わった後の講評。

「やっと出発地点」

 もちろん私も同意です。まだまだ出発点に過ぎませんでした。
 しかし・・・それまでのその子の年月は何だったのでしょうか。
 それまでの担任教師は教育委員会の研修を受け、教育委員会の指導を受けて
いたはずです。


 ある時、たまたま同僚と並んで横断歩道を歩いていました。
 5mほど前をその指導主事さんが歩いていました。
 主事さんは急に振り向き、私たちの方を向き

「kingstoneの言うことは嘘ばっかりや」

と吐き捨てるようにおっしゃいました。何でそういう流れになったのか、私に
はさっぱりわかりませんでした。
 
 私は、彼は素晴らしい人なのだけど、私が知的障害特別支援学校で見て来た
自閉症の子たちへの対応を見てもいないし、報告も受けていないのだと思いま
した。また、当時でも特別支援学級で、自閉症の子たちがどんな対応を受けて
いるか(私も相談を受けたり、授業公開で見たりですからそう多い例では無い
のですが)も見たり、報告を受けたりもしていないのだな、と思いました。

 実際、私ももう報告する気も無かったですし。

 まあ、このブログはそういう評価を受けていた者の戯れ言です。

 感慨としては前にも書いたけど

 特別支援教育のある分野で素晴らしい実践をされていても自閉症や
自閉症児の教育に詳しいとは限らない。

ということです。

関連発言
給食、ある時
「光とともに」を講演会の建物の外で売った話
通常校でまずやめさせたこと





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