※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月16日

叩かれていた子の例4

 大昔の話です。

 特別支援学級担任の頃。

叩かれていた子の例3」の続きです。

 もう随分後、いろんなことがうまく回りだした頃、お母さんと話していた
時にこんな会話になりました。

私「お母さんの、虐待じゃないよ」
しばらくして
母「私、やっぱり虐待してたかもしれん」

 むつかしいところですね。
 私は「(過去に)叩いてた」ということはしっかり認識していたけど、お母
さんに「それ虐待やで」とは言えなかった。そして思わず出した言葉でお母さ
んが「認識」しはじめて下さった。(と言っても、その前に様々なことがあっ
ての上ですけど)

 これより以前に校長に「虐待です」と報告して「あれは虐待では無い、しつ
けだ。お前が間違っている」と怒鳴りつけられ、こちらのメンタルヘルスが、
かなり悪くなったりしたこともありました。

 これ以降、私は校長に「正確な報告」はしないでおこうと心に決めました。

 私は「場によって、人によって言い方を変えていく」必要があると思ってい
るわけですね。

 まあそんな体験から
虐待についての大昔の話2
のやりとりになっていくわけです。

 もちろん、最近の親から子(特に1歳児未満)への虐待関連のニュースを
見てると、上記のことなんかは全然あてはまらないのでしょうが。






posted by kingstone at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック