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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月13日

過去の記事シリーズ総括2 ベテランさんの感想や変化

 ベテランさんの、主として私の知的障害特別支援学校3年目2学期以降の
感想や変化について書いてみたいと思います。

 まずそれ以前から。

 私が勤務した最初の年も私と同じクラスにおられました。

給食の思い出2」に出てきたお子さん。ベテランさんは有無を言わせぬ迫
力でスプーンを口に突っ込み、嫌いな肉を完食させました。同じクラスにい
た受容的交流療法が好きな素敵な先生は「すごい。どうやって食べさせたの
かしら」と感心していました。・・・ってことは見ておられなかったのだ、
と思います。まあ当時、1人の教師が2人の食べるのに困難な子を担当しま
すから、他人の食べさせ方は見れなかったのでしょう。私は落ち着きが無い
から、見てしまった。

 翌年。

撃沈
 これは「相当嫌そうに食べているC君」に対する対応ですね。
「私は食べさせられます」

 私は「過去の記事シリーズ総括1 なぜチームが組めたのか」の中で
> またベテランさんは「子どもを指示に従わせることができる」「子ども
>に給食を手早く完食させられる」ということで多くの職員からリスペクト
>されていましたが、
と書きました。私はリスペクトしていませんでした。

 しかし、ベテランさんにとって、当時の知的障害特別支援学校で、生き抜
いていくために必然的に身につけてしまったものだと思います。威嚇と暴力
を使う人たちが学校をリードしており、研修の機会があったとしても、その
人たちが「いい」と思うものであり、研修で何を言おうと実際の指導は威嚇
と暴力だったわけですから。

 私の3年目夏休み
過去の記事16(共通理解)
「この記事に書いてあるようなこといろいろやってみるといいかもしれない
 ね。kingstoneさんが課題学習をやってるところを保護者の方が見て感心し
 てたのを見るとそう思う」

 その1か月ほど後
自立課題学習や1対1の学習
「この授業はいつまで続くんですか?」とちょっとご不満そうに言われました

 10月18日
過去の記事78(午前の学習の裏で 午前の学習を減らしたくなかった話)
 始めた頃は「この子たちは机での勉強より健康が大事です」と
おっしゃっていたベテランさんも、いろいろ課題を考えて下さって
います。

 2月4日
過去の記事216(事前の準備が大切  ニコニコと過ごす)
 そのベテランさんがC君のランニングや腹筋の時に旗を入れていく工夫を
見ていて「E君のモップかけのお掃除の時にその方法、使えないだろうか」
とアイデアを出して下さいました。

 2月16日
過去の記事224(笑って元気が出たかな・・)
 そうそう、ベテランさんとも「どんな写真が必要かな」とかいう話も
したしね。

 2月28日
過去の記事238(C君への給食指導・その後)
 その時、ベテランさんが「今までいやな物を無理して食べてたのかな」
と言われたのに思わず「そうなんですよ」と無茶苦茶力強く答えてしまっ
たのは良くなかったかな(笑)

 学年(クラス)全体のTEACCH的な取り組みの中でベテランさんは
威嚇と暴力を使う必要が無くなっていきました。ベテランさんの指導方法
を直接的に否定したのは1回だけだと思います。

 ある子に「そんなことしてると給食を食べさせないから」と言われたの
に対して「私のクラスでは給食を食べさせない、なんてことは無いので、
そういう叱り方はしないで下さい」と1度言っただけだと思います。

 またいろいろ工夫して下さったことは、できるだけ学部や学校全体に
「ベテランさんが工夫して下さいました」と発表するようにしていました。

 そういうことを通じて、行動を変化させていって下さったと思います。










posted by kingstone at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の記事(1998年度後半) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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