私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月13日

過去の記事シリーズ総括1 なぜチームが組めたのか

 知的障害特別支援学校の3年目、夏休み明けから7か月間、何故私たち
学年(クラス)はチームでTEACCH的な取り組みができたのでしょう
か?

 学年の構成はこうでした。

 私(一応学年主担。学年のリーダー?)
 新人Aさん(病欠代替。大学出たて。特別支援教育の知識なし)
 新人Bさん(1学期の終わり頃着任。病欠代替。大学出たて。特別支援教育の知識なし)
 ベテランさん(威嚇が得意。暴力は・・叩く場面は見ていませんが、苦痛を与えている
        場面は見ています)

 1学期の間は、ほんの1部(たぶんA君にほんの少しのみ)で視覚支援をする
ことと、1部の子どもと自立課題学習をすることしかしていません。

 学校は何度も書いていますが、少数だが学校を引っ張る立場の方たちが「威嚇と暴力」
を使い、他の多くの教師は何をどうやっていいかわからない状態。結局、多くの方は、
「威嚇と暴力」を使う方に頼っていました。ここ大事ですね。多くの方が「自分では何
もしなかった」が、「威嚇と暴力」を使う方を頼ってた、というの。

 で、私は
過去の記事1(TEACCHの5日間研修にて)」から書いているセミナーに参加して
ようやく「個別にすること」「授業(生活)を作っていくこと」のイメージができます。

 で夏休み終わりぎりぎりに
TEACCHセミナー3回目
にあるように新人さんたちに提案し
−−−−−−−−−−−−−−−
 経緯は、また書くとは思いますが、夏休みの終わりに私は
「学校から追い出されるかもしれへんけど私の思う通りの実践をさせて欲しい」
と言いました。

 新人さんたちは
「私ら新人で、わからへんからついて行くしかありません」
そらそうやろなあ(苦笑)
−−−−−−−−−−−−−−−
ということになるわけです。ベテランさんにも
過去の記事16(共通理解)」によると
−−−−−−−−−−−−−−−
 ベテランの先生から「実践障害児教育」の記事について、話しかけ
て下さいました。で、いろいろ話をしていて「この記事に書いてある
ようなこといろいろやってみるといいかもしれないね。kingstone
さんが課題学習をやってるところを保護者の方が見て感心してた
のを見るとそう思う」という言葉を頂きました。
−−−−−−−−−−−−−−−
ということであったわけですね。

 新人さんたちは当時の「この知的障害特別支援学校の文化」がまだわかって
なかった。だから「わからへんから」ということになるわけです。そして私の
ことを「先輩」としてリスペクトして下さっていた。私も新人さんたちをリス
ペクトしていました。

 これが1年も別な学年で働いていた人だったら・・・

私は変わっている」ということもありましたし、リスペクトはして頂けなか
ったかもしれません。

 これを書き、新人さんたちが読むと、嫌な感じがするかもしれませんが、少
なくとも1学期、新人さんたちは周囲のやり手の先生方から「使えない」とい
う評価をされていました。

 このことは今でも怒りを持って思い出します。

 もちろん新人さんたちの行動は「中間管理職」としての私の責任です。
 そして上記のような学校の状態で、私は1学期の間は明確な指針を出すこと
ができていませんでした。もちろん役に立つ研修や他の方からのOJTがある
わけもありません。

 その中で新人さんたちは右往左往していたのです。

 新人さんたちが「使えない」人であったか、「使える」人であったかは、
「過去の記事シリーズ」から明らかでしょう。

 またベテランさんは「子どもを指示に従わせることができる」「子ども
に給食を手早く完食させられる」ということで多くの職員からリスペクト
されていましたが、教師でなく他職種である、私の学年では勢力が3対1
になった、ということもあり、しぶしぶでも学年の方針に従わなければな
らなくなりました。

 こういうふうに、多くの幸運に支えられてチームが組めたのでした。


 余談ですが、こういう経験から
大阪の知的障害児施設虐待事件続報
の「月の輪学院」の雰囲気が想像でき、ひょっとしたら「通報した実習生」
は「使えない」なんて思われていたんじゃないか、と想像してしまいます。


 

















posted by kingstone at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の記事(1998年度後半) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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