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2010年04月09日

過去の記事171(TEACCHへの誤解(?) コミュニケーション能力を伸ばす)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校小学部3年目の2学期の話です。
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 12月23日


TEACCHへの誤解(?) コミュニケーション能力を伸ばす


 > 私は、相手の考えや指導法について詳しく知らないまま非難するのは、やはり誤解
 >だと思います。

 なるほど。まあ、しかしそう言っても相手は「何言うてんねん」で理解して
くれないかもしれませんけど。

 ところで

 > その際にTEACCHについて、話をする機会を与えていただいたところ、
 >ある方から「TEACCHは自閉症児の能力を伸ばそうとしない。絵カード
>などを使うのは、せっかく伸びる可能性のある自閉症児の言語
>コミュニケーション能力をあなた方に伸ばせる力がないからだ。」と徹底的に
>非難されたことがありました。

伝聞に反論するのも変なのですが、ちょっと面白いなあ、と思いましたもので。
 まずこの方が現在も同じことを言うかどうかにたいへん興味があります。

 ここ数年AACの考え方がたいへん広がってきたと感じています。基本的には
「今、コミニュケーションできる手段でコミニュケーションすること。それが
 ひいては音声言語コミニュケーション能力を伸ばすことにもなる。少なくと
 も音声言語コミニュケーション以外のコミニュケーション方法が音声言語コ
 ミニュケーション能力を阻害することは無い」ということになると思うのです。

 で、その方が今も同じことを言うかどうか・・・聞いてみたいなあ。

 また「あなた方に伸ばせる力がないからだ」については・・・

「申し訳ありません。私には力がありません。あなたには力があるのかもしれ
 ません。しかし私には力のない私にでもできる方法を見つけるしかないので
 す。ひょっとするとそれはたくさんの方にできる方法かもしれませんし。す
 みませんねえ」

 と反論じゃなく謝っちゃうかな。


posted by kingstone at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の記事(1998年度後半) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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