私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月09日

自閉症の人への虐待を避けるために

大阪の知的障害児施設虐待事件について  虐待の背景」に

「「月の輪学院」は「知的障害者のための(含む被虐待児)」の施設です。
 職員さんや施設長、理事長さん、みんな愛情豊かないい人なのだろう
 とは思います。しかし、この仕事をするためには、障害への理解、対応へ
 の知識が不可欠です。」

 と書きました。

大阪の知的障害児施設虐待事件続報」では

「と施設側は言っているわけですが、ふーむ、施設の中で居心地よくする工夫
 はされていたのか?またスケジュールを明示し、スケジュールの変更を伝え
 ることはしていたのか?普段、スケジュールが必要無いと思えた人でも、変
 更の時こそ必要になることがあります。それは「必要無い」と思えた普段か
 らやっておかないとわからないことです。」

と書きました。

 具体的な方法はもちろん個別に変わってきます。「個人の理解」ですね。
 しかし自閉症の人であるなら「障害への理解」と「何らかの対応」も必要に
なるのは確実です。

 施設や学校の方が「こちら側の文化」しかわかってない場合、いくら愛情が
あってもそれは即、虐待につながっていきます。

 それを避けようという例が

おめめどうグッズの活用1

です。

「「スケジュールなんて」と言っていた指導員さんが壁に掛けてくださったそう
 です」

となるわけですね。で

このスケは、ないやろ!!!

という、話ですねん

となり

身近な数人

という感慨になっていくわけです。

 まだ「今」でも、特別支援学校、特別支援学級、施設でも「障害への理解」
「対応への知識」そして「個人への理解」は常識とはなっていないようです。

 繰り返しますが、周囲の人の愛情は疑っていません。
 愛情があるにもかかわらず「知識や理解が無い」と虐待になってしまうの
です。まだまだ「わかった人」から伝えていくことが必要なようです。















posted by kingstone at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | おめめどう・視覚支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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