私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月08日

大阪の知的障害児施設虐待事件続報

入所児童に体罰や性的虐待 大阪府、2施設に指導」の続報です。


知的障害児施設で虐待「体罰が当たり前だと思った」

「問題があった施設は寝屋川市の「月の輪学院」。」

 朝日の記事には無かった施設名が出ています。

 直接の情報を取れるような場所はリンクが切れてますね。

「施設で研修中だった学生が虐待を見つけ、所属の大学を通じ、府に通報があった。」

 朝日の記事では

「実習をした短大生が指導教授を通じ、府中央子ども家庭センター(寝屋川市)
 に「施設職員が子どもをたたくなど体罰をしている」と通報。」

と出ています。どっちみち月の輪学院側では、簡単に特定できることでしょう
からもう学校の名前も報道したらいいのに。そしてそこの学校の学生は多くの
施設で積極的に雇うようにしたらいいのに、と思います。まともな感覚を持っ
た学生であり教授なのですから。

「入所する5−22歳の21人に13人の職員が」

 これだけ見るとすごく手厚いですね。どういう形態の施設なのだろう。
 ショートステイとかあるので、入所型施設でひとときの人数は手薄になるの
だろうか?それでも21人に対し、4人はいるのじゃないか?夜など1人とか
2人とかになるのかな?

「馬乗りになったり、たたいたりする体罰を確認。パニック症状を起こした際
 などに、体の一部を引きずったり馬乗りになったりする体罰もあったが、け
 がをした入所者はいなかったという。」

 パニックを止めるためにやったと言いたいのか。
 パニックにならない工夫がまず必要なのだけど、それをやっていたのか?
 「引きずって」収まることはありえないと思いますね。安全な場所に連れて
行こうとした?うーん。
 「馬のり」も?
 場合によっては「抱きとめる」というのだったらあるかもしれない。

「昨年夏から秋にかけ、流行した新型インフルエンザの影響で、感染防止のた
 め児童らが外出できなくなり「施設内に閉塞(へいそく)感があったのも原
 因」」

と施設側は言っているわけですが、ふーむ、施設の中で居心地よくする工夫
はされていたのか?またスケジュールを明示し、スケジュールの変更を伝え
ることはしていたのか?普段、スケジュールが必要無いと思えた人でも、変
更の時こそ必要になることがあります。それは「必要無い」と思えた普段か
らやっておかないとわからないことです。

「石井芳明施設長は「隣の子のおかずを取り上げた子に対して手の甲をたた
 くことは虐待だと思っていなかった。認識が甘く、子供たちに対し深く反
 省している」と述べた。」

 施設長さんの書いたものとかは見つかりません。

 どう反省しているのか?

 まず「隣の子のおかずを取り上げる」ということがあるなら「距離を離す」
「壁を作る」「別室で食事を取る」という対策がすぐに浮かびます。
 非人間的と言われるかなあ。しかし取りあえずの対策としてはこれらです
ね。

 また長期的に「自分のもの」「他人のもの」を区別することができるように
するためには、他の日常生活で持ち物に自分のシンボルがつき、他人のものに
は他人のシンボルがつき、という状態で「自分は自分のものを使う」というこ
とを意識してもらって習慣をつけていく、という方法が取れるかもしれない。

 そうすれば、自分のおぼんに自分のシンボルがあり、他人のおぼんに他人の
シンボルがある、という状態で見分けがついていくかもしれない。もちろん、
やってみないとわかりませんが。

 でも、「叩く」以外に、すぐにそのくらいのアイデアは思いつく、というこ
とです。ほんと、やってみないとわからないし、時間はかかるでしょうが。

「虐待などをテーマに研修活動を行う「エンパワメント・センター」の森田ゆ
 り代表は「施設内で虐待や体罰が起こるのは、職員数に余裕がないことと、
 職員への研修が十分でないことが原因。力で押さえ込んでは効果がなく、そ
 れ以外の方法を学ぶ姿勢が大切だ」と話している。」

 それ以外の方法ですが、「心のもちよう」だけではだめでしょうね。
 「パニックを起こす」という点から見て自閉症の方が多数おられるようです。
 そこから出発しないと。



大阪の障害児施設で、職員が日常的に児童虐待

 こちらでは

「パニック症状になった児童の顔を平手でたたいたり、動かない児童を力ずく
 で立たせたりしていた。」

とありますね。平手でたたく・・・上にも書いたけど、そもそもパニックをし
なくていい環境を作らないといけないし、そしてもちろんパニックの原因が単
一ではなく複合しているかもしれないから、あれこれ探る必要があります。

 それでももし起こってしまったら、安全な環境でしかもできるだけ離れて、
「見ない」ようにして見守る、ということをしますね。できれば、ですけど。
しかし少なくとも、平手打ち、はしません。

 「動かない児童を力ずくで立たせたり」

 これをやってると結局動かない人を作ってしまいます。
 なぜ動かないのか。本人のやりたい活動があるのか。本人に選択してもら
っているのか。それをちゃんと伝えているのか。そこを改善しない限り、ま
すます事態は悪くなります。

「府の調査に対し、職員らは「そういう方法が当たり前だという認識だった」
 と話したという。」

ということだったんでしょう。

 そういう人を育てていたのが、どういう研修体制だったのか?
 どういう人を講師に呼んでいたのか?

「施設を運営する社会福祉法人の永島剛理事長」

平成2年2月定例会福祉保健常任委員会
を読んで見ると、公務員の天下りかな。
同姓同名の別人の可能性もありますが。
ご本人だとすると、「制度」には強いけれど障害のある人にどう対応したら
いいか、ということはご存知なくてもしかたないのかもしれません。

 なら「わかる人」を呼んで来るのが責任というものとは思います。



 でもほんと、短大の学生と教授はえらかったと思います。

 過去の私の周囲の内地留学生は、たぶん教授に報告していないし、教授は
報告を受けていたら、対策を取っただろうか?

大阪の知的障害児施設(月の輪学院)虐待事件続報




この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック