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 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月08日

虐待についての大昔の話1

入所児童に体罰や性的虐待 大阪府、2施設に指導
の話題が出たので、大昔の虐待について書いたものを
書きます。

 大昔の話です。
−−−−−−−−−−−−−−−
「健康教室」1999年7月号(584集)
 発行所 東山書房 「健康教室」編集部

 養護教諭(保健室の先生ね)向けの冊子です。


特集 児童虐待 養護教諭による気づきと対応


「「児童虐待」のタイプと虐待による影響」
横浜市中央児童相談所 精神科医 梶山有二

の表1(P17)

(引用開始)
虐待による臨床的影響
1.不登校、学業不振
  多動、注意力・集中力・持続力の低下、意欲低下など
2.自傷・他害
  暴力、反抗、易興奮、衝動的、自殺企図など
3.反社会的、逸脱的行動
  万引き、家出、徘徊、虚言、盗み、火遊びなど
4.食行動の異常
  過食、盗み食い、「貪り食い」など
5.習癖の異常
  こだわり、夜尿、遺糞、チック、収集癖など
6.神経症的症状
  不眠、抑鬱、対人恐怖、解離症状、強迫症状など
  外傷後ストレス障害(PTSD)など
7.人格障害
  境界性人格障害、解離性同一性障害(多重人格)など
(引用終了)


となってます。確か以前、虐待が背景の発達障害について示唆し
てはる方がいましたけど、上の文を読んでみるだけで、「おいおい
おい。こりゃまず何らかの障害があって、それゆえに「叱られる」
行動をする子を躾と思って手を出したり言葉でやっつけたりして余
計にこんがらがしてるだけじゃないか。少なくともその場合が多い
のではないか」という気がしてきます。


 でね、もちろん「多動」な子がいた→調べてみたら家で叩かれてた、
とかいうことがあってのこういう記事なのだと思いはします。しかし
原因と結果が逆、あるいは並列で関係なしに起こっている、という
のが多いような気はしますね。まあ私なんか「気がする」としか
言えないけど。


「児童虐待の生まれる背景」
埼玉県小児医療センター 保健発達部・精神科 奥山真紀子

の中では「子どもの危険因子」のところで子ども自身に障害があった
り、行動に何らかの問題がある場合に言及されています。


 でも「虐待」という言葉も何だかなあ、ですね。
 もともとabuseはabなuseで「不適切な使用」だとか。
 そういう言葉の方がいいですね。

虐待についての大昔の話2」に続きます。
posted by kingstone at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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