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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月06日

過去の記事137(給食指導その後)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校小学部3年目の2学期の話です。
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 12月7日


給食指導その後



 > Bさんが時間がかかることについて「後10分」「5分」「おしまい」の
 >カードを出してみる、というの。親御さんの許可も取り、やってみました。

 ずっと続けています。するとなんだかんだで別にカードを出すまでもなく
食べてしまうこともあります。またカードを出したら出したで早く食べること
もあるし「おしまい」カードを出すとほっとしたような顔をすることもあるし。

 「せかす」ためでなく、これを使うことでBさんが時間が「わかる」という
面もあるかもしれないし、また食べない時本当は「のこしたいのじゃないか?」
というふうにこちらの理解も深まりそうです。

 「のこしたい」については、何からの方法で意思表示ができたらいいな、って
話し合っています。

 C君については、新人さんから「食べるきっかけ」をつかめない、というこ
ともあるけど時間がかかるのは嫌いなものを無理して食べてる、って面もあ
るかもしれないね、という報告がありました。

 例えばパンを食べずに見ているので、半分にへらしてあげると困ったような
顔をする時もあるし、またへらしてあげようと手に取るとパッと取って食べ始め
るのですが、それがとても嫌そうな顔をして食べてたりすることもあるのです。

 ひょっとすると「全部食べなければならない」とこだわっているのかも
しれない。

 とりあえず今までの「半分」カード以外に「のこします」のカードを今日
作ってみたので、明日から使ってみるつもりです。しかし、よくわかんない
かもしれない。

 またC君にとって意思表出するのはつらいことなのかもしれない。その場合
は「黙ってそのまま残してもいいんだ」ということを何らかの形で伝えたいと
思っています。

 A君には「のこします」を言わせてるんですけどね。
 ひとりひとり違った指導、というわけです。


 そうそうC君にしてもA君にしても最近カードを腰にぶら下げはじめました。
(マーキュリーライジングの影響です(笑))で、二人とも暇な時に興味深そう
にめくって見てることがよくあります。

posted by kingstone at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の記事(1998年度後半) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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