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 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月05日

過去の記事109(お菓子でコミュニケーション指導3)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校小学部3年目の2学期の話です。
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 11月18日


お菓子でコミュニケーション指導3


 今日は4回目でした。

 本当は1回1回記録を取り、次回の戦術を相談し、とやっていかないと
いけないのでしょうが、ちょっとズボラになってます。今日は前回までの
状況を簡単に私がメモしたのをみなさんに渡し、「んで今日はこうやろう」
と朝ちょこっと言っておしまい。

 「おやつ」カードはスケジュールに入れず。で、A君がまた何か言って
くるかな、と待ってました。でも今日は言ってこず。

 給食が終わり、帰る用意をしていると何かバタバタしてしまって私の頭の
中はちょっとしたパニック状態に。こら今日は「お菓子でコミュニケーション」
はできないか、と思い始めた時、新人Bさんが用意を始めてました。そこで
私もやる踏ん切りがつきました。

 まずスケジュールに「おやつ」カードを入れました。それを見るとA君は
さっさと席につきに行きました。他の子は席につかせるのがたいへんな子も
いましたが・・・でも座ってしまうと待ってました。

 C君の机にはジュースとお茶のペットボトル、ポテトチップスの袋、コアラ
のマーチの箱を置いておきました。

 最初、私が持ってるポテトチップスの袋を指さすので、机の上の袋を
差し出すように教えると2回目からはどんどんと差し出してきます。また
ジュースはポテトチップスの袋で理解したのか欲しい時にボトルを差し出す
ようになりました。

 A君には、机の上に物の名前を書いた紙を置きました。一番最初だけ少し
プロンプトが必要でしたが、2回目以降は全然プロンプトなしでも「ジュース
下さい」「コアラのマーチ下さい」と言ってました。

 やって良かったなあ、と思いました。

 もちろん、お腹がいっぱいなのか動きの少ない子もいたりするので
「水曜日の給食の後じゃなく土曜日の朝とかできないかなあ」と新人Aさんが
提案してくれました。

posted by kingstone at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の記事(1998年度後半) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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