戸部さんに宛てたメールです。少し改変しています。
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「いつもにこにこして、明るく人懐っこい・・・とは言いがたい光君。
感情込めた「石田君」の呼びかけは「ありえない」でしょうか?」
感情込めない呼びかけ、そいつがなかなか味がある、っていう
感じ方もいいかな、というのをひとつ思います。それとこれは直接
関係ないかもしれませんが、私の周りのエピソードだと・・・
えっとC君はいつもにこにこ明るく人懐っこいとは言い難いお子さん
です。私が担当する前は眉間にしわを寄せていることの方が多かった
かな。
でも、もちろん自分の嬉しいことをやってる時はにこにこ嬉しそう
にすることもあるわけです。
彼は「プリントできたよ。新しいプリントやらせてよ」という意味の
ことをコミュニケーションブックの写真を指さして伝えることができる
ようになりました。でも、その写真を誰もいない方向に自分勝手に(?)
指し示していました。
そこで「誰に伝えたいのか相手を選んでその人の肩をとんとんする」
という行動を教えました。これも何度か指導してできるようになり、
みなさんに知って頂くためにビデオを撮影したのですが、「いつもにこにこ
明るいってわけではない」C君が相手の肩をとんとんしようとする前から
とてもにこにこして嬉しそうにしている様子がばっちり写っています。
「やることがわかる」「自信持ってやれる」「自分にとって楽しいことがおこる」
そのような中でにこにこしてくれたんじゃないかと思います。
このような指導の中でC君はにこにこすることが増えてきたのですが、
ある授業参観の時に、別の保護者さんが「わっ、C君が笑ってる。始めて
見た」とおっしゃって下さったのはとても嬉しかったです。
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追記
この例、以前のエントリーでも書いた例ですけど、やっぱり細かい
所は違ってましたね(^_^;)