私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月04日

「光とともに」を講演会の建物の外で売った話

 大昔の話です。

 過去の文を少し改変しています。
−−−−−−−−−−−−−−−
 今日は教育委員会の講演会で佐々木先生のコマが2つあります。

 早めに会場に着きました。昨年私が別の研究会で情報提供を
した後別の会場に移動したところで会った時に顔をひきつらせて
「お前また何かしたやろ!!」とおっしゃった主事さんが
玄関のところにおられました。私が

「今日は質問も意見も言わへんからね」と言うと何か「ほっ」
としたような笑顔。

「ところで佐々木先生に差し上げたい物があんねんけど・・・
 あっ、(私が行くと邪魔かもしれんし問題かもしれんし)
 あなたからお渡しして頂ける?」と尋ねると
「自分で渡したら。○○号室におられるから」とのこと。

 わはは、行かせて頂けるなら行かせて頂きましょ、と○○
号室に行きました。挨拶をして部屋に入るとやっぱりその場
におられた主事さんたちの表情は困惑気味・・・

 ま佐々木先生に「光とともに」を差し上げ(雑誌連載は
ご存知でしたが単行本になったことはご存知なかったみたい)
私の研究会のチラシとボランティア団体の設立趣意書は名刺代
わりにお渡ししました。で、ごくごくあっさり引き上げました。

 会場で座っていると、別の主事さんから物陰に呼ばれました。

主「何か質問する?」
k「今日は質問も意見もする気はありません」
やはりほっとした表情。

主「それから何か売る?」
k「??佐々木先生に関係なく「光とともに」を顔見知りの
  (全体に声をかけるのでなく)先生に売るつもりで
 来ましたが」
主「ここは教育委員会主催でね。そこで売られると後で
  「なんであんなもの売っているのだ。教育委員会は
   認めているのか」という電話がかかって来たりする。
  その時は「いえ認めてないんですが」とは言うのだけど。
  というわけでここでは売らないでくれないか」
k「わかりました」

ってやりとりがありました。実は私にはあんまり得心は
できてないんですが、(だって顔見知りの人に売るだけ
だもん)まあ納得しましたです。

 で、講演の合間に建物の外に出て歩道上で売りました
です。しかし1冊だけ昨日から「自閉症の人たちへの
援助システム」を頼まれていた分は丁度後ろの席に座って
いた人だったので、仕方なしに建物の中で売りましたが。

 私が歩道で売っていると丁度「売らないで」と言った
主事さんが来られたのに会いました。そしたら「ごめんね」
と私に言って下さいました。

 佐々木先生の講演は、現場教師として目の前のお子さんに
対応していこうと言う時、すごく納得できる話ではありました。

 お話自体はさまざまなエピソード、たとえ話を多用して、
みなさんにわかりやすかったのではないかと思います。ただ、
現場の先生方がどれだけ自分の担任しているお子さんと
強烈に重ね合わせて感じとって頂けるかな、という点で
一抹の不安はありますが、でもここから始まるんだろうな、
と思いました。

 そして2コマ終わった時点で私の学校の相棒を見つけ、
終わった時に話をしに行ったのです。そしたら・・・

 相棒は泣いていました。自分や他の教師が今までやって
来たことを考えると泣けてくる、というわけです。ものすごく
ありがたいことやと思いました。この感性をお持ちの相棒と
一緒に仕事ができる・・・

 ほんまこの講演をきっかけにいろんなことが少しずつ
変わって行ってくれるだろうと思います。でも勉強しよう
とする先生は、本も研究会の情報も一から自分で探さないと
いけないし、ほとんどの先生は情報に行き会えないままに
なる可能性は高いと思いますが。本の販売も、研究会の
情報提供も無いのですから。

 地域の平均的な指導が変わるのはうまくいっても10年
かかるかもしれない、と思いました。もちろん今学校に
いる子にとってそんな時間、待っていられないわけです。
その時間を少しでも縮めるのは保護者の方の動きかな、
と思います。

 「光とともに」を元同僚に売ってると知的障害特別支援学
校で「光とともに」を夏休みの推薦図書にあげたよ、と言う
先生がおられました。みんなにプリントにして配ったそうで
す。しかし他の先生が「えっ、そんなんあった?」とか言っ
てはりましたが(笑)

 私が出していた情報もそんなふうに取られていたでしょうね。

 またこの先生、実は視覚支援のことにしても、私が「こう
やったらうまくいった」とか報告すると必ず反論するか
渋面を作って何も言わないか、してらっしゃった先生です。

 すごく変わってきて下さっていると思います。

 でほんま対個人のかかわりでは私よりよっぽど素晴らしい
先生だし、たぶん「平均」からはかなり進んでおられる先生
だ、ということを思います。

 で、「平均」から進んだ先生方(複数)に私は反対されて
きていたわけね。

 ある意味私が進みすぎてる、というのは傲慢ではないと
思います。で、別にそれは「いい」ことではなく、いくら
進んでいようと周囲にうまく伝えられなければ、そしてうまく
周囲を変えることができなければそれは「困った」ことに
しか過ぎないのだと思います。

 まあでもほんと少しずつ変わってきている、と思います。

posted by kingstone at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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