と書きましたがIEP(個別の指導計画)は大切なものだと思っています。
昔、滋賀で行われた研究会に行った時、ちょうどIEPに関する発表が
3件ありました。すべて教師の発表でしたが3人とも「短い時間で作れな
ければ意味が無い」ということを言いました。
私の語った実例はこちらです。
http://homepage3.nifty.com/kingstone/iep/bunki.htm
これは幼稚園の例ですから、小学校・中学校・高校と文言は適切なもの
に変える必要があるでしょうが、基本的な考えはこれでいけると思います。
その時、その時。「今、ここで」を大切にされています。
これについて書いた過去の記事を以下に。
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最後の2P、「にこにこワーク」と「くらしづくり」がセットになって
いるというところが、このIEPのちゃんとしたところだと思います。
いろんなところでIEPを作る試みがなされていると思うのですが
「作る時間ばかり、労力ばかりかかって、なーんにもならへん。かえ
って子どもがほったらかし」みたいな本音(?)を聞くこともありま
す。
それは何のためのIEPかがわかっていないから、ということもあ
るのですが、逆に「わかりやすい書式」があれば随分子どもも教師も
保護者も助かるのじゃないか、と思います。
このIEPはその一例になると思います。
(でも、これだってやっぱりいろんなことがわかってなきゃ、使えな
いですけど)
このシステムでやってこられた保護者にお聞きするとやっぱり「す
ごく良かった」とおっしゃられますね。
でこないだの自閉症カンファレンスNIPPONで、ここの幼稚園教諭の
先生が発表された(前からの顔見知り)ので、このたび「是非ちょう
だいよ」と言ってファイルを頂いたのです。で、ここのすごいところ
は、発表された先生でなくても、幼児教育相談室の先生だったら、た
ぶん多くの先生が同じ水準の発表ができてしまう、という所です。
「全国的にこういう「育てよう!」というシステムが早く整備される
と良いですよね」
実際にこうできているよ、という情報がここにあるわけですね。
後は・・・(ニコ)
実は私は、ある就学前施設に見学に行った時に、この書式を持って
行きました。そしてこの書式を見ながらいろいろお話をうかがいまし
た。そしたら相手の方がこいつを「是非欲しい」とおっしゃいました。
で、別に印刷していったものを一式差し上げました。
もちろん「わからないところはちゃんと問い合わせて下さいね」と
言って。
情報は伝わらなければ無いのと同じです。だから、いろんなところ
で共有する努力をしたいと思います。