私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年03月23日

過去の記事29(提案・朝の活動・午前の授業)

大昔の話です。

 知的障害特別支援学校小学部3年目の2学期の話です。
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 9月6日

提案・朝の活動・午前の授業

 クラスで共通理解をするために配布するために作ったプリントです。
 なおとりあえず保護者の方には「私、授業のこと考える時もやりとり
しながらでないと考えられないので、書かせて下さいね。お願いします」
とクラス全員の保護者の方からアップの許可を取ってしまいました。
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○A君とC君の朝の活動について

 A君とC君の朝のそうじについてですが、現在は声かけをするとルーチン
(習慣)で食堂へ行ってイスを上げる、というところまではできています。
しかし、その後の活動が自立的にはできません。
 A君は手順書の側で「次は」と私が言うと次の活動に移っていました。
 C君は「いす」や「モップ」や「だいふき」を指さすことが必要でした。

 そこで手順書を変えてみました。今度は、教室で「そうじ」カードを受け
取ると、手順書のところへ持って行き横のカード入れに入れる。これは
スケジュールでの移動です。(これで手順書のある所を意識してもらう)

 次にC君の場合だとやることをポラロイドで示しているので、そのカードを
とり、カード入れに片づけてから描かれていたことをする。例えば「いすを
あげる」。上から下へのワークシステムになります。

 A君の場合は、文字と簡単な絵だけにしています。

 モップがけも「どこまで」「どういうふうに」やったらいいのかがわかって
いないので、できればそれを教えてあげる必要はあると思います。床のテープ
の跡はそれを教えてあげようとした試みなのですが、あれでも幅が広すぎる
のと、形が複雑(いつも一定方向からやる、などではできない)なので覚え
切れなかったようです。
 現時点では、A君は食卓の周り、配膳台のところ、はわかり、C君は水道の
ところの壁際ひとすじ、はわかっているようです。

 佐賀大の先生は「そうじを教える時はまず一人で」ということをおっしゃって
いました。というのも「協力してやる」ということを教えることはかなり高度な
ことになりますから。でも、今のクラスの現状だと、何とか一緒にやらないわけ
にはいかないですね。

 またA君の場合は、机の上に朝やることをカードに書き出して置いて
おきたいと思います。これは現在も声かけが必要なので声かけなしでできるよう
にしたい、という意図です。少し問題かな、というのは今まで全部上から下への
ワークシステムだったのに、今回は左から右のシステムを使っていること。

 これがうまく行ったら、C君にも取り組んでいけるかな、と思います。
(ただしC君の場合、写真をどこまで認識しているか、ちょっとわからない
ところがあります。というかこちらが写真で示したい意図と彼の捉えることの
ずれが結構ありそう)


○午前中の授業について

 私が午後にやっている課題学習は「自立課題学習」と言い「ひとりでできる
こと」をねらっています。とにかく本人が「できる」「できてる」ことを題材
として選ぶ。しかしこれだけでは新しいことを学ぶことができません。

 また現在机の前に座って作業をする、ということができない子に対しては
「机の前に座る」「作業をする」「終わったら休んでいい」ということを
「新しいこと」として教えてあげる必要があります。

 そこで午前の学習は

1.何らかの方法で机に座ることを知らせる。
2.作業を提示する。
3.うまくできるように支援もし、ほめたりもしながらやりきる。
4.終わったら休憩場所に行くことを知らせる。
5.休憩場所で遊ぶ。

という流れで行いたいと思います。

 F君で考えると、
1.「ドロップ」のボールを渡し、いすに着席させる。
2.机には「ドロップ」と箱に入れたボールを用意する。
3.箱の中のボールを「ドロップ」の中に入れ遊ぶ。
4.箱の中のボールが無くなったら終了。
5.休憩場所へ(うっ・・・何を使えばいいんだろう。マイク?)

 D君はパズル箱への積み木入れかな。

 Gさんは普通の箱への積み木入れで、できたらご褒美に輪ゴムを上げる?

 また上記の子どもや他の子たちの「新しいこと」を考え、具体的に用意を
しておいて頂けるとありがたいです。

 休憩場所の取り方というかレイアウトを考えないといけないですね。
今のおかしの家だけでは狭すぎるし、ちょっと考えてみます。
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追記
 「手順書」はワークシステムです。
 「ドロップ」はおもちゃです。
 F君はマイクが好きでした。
 Gさんは輪ゴムが好きでした。


 
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