※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年03月16日

泣いた自閉症児が笑った話

 大昔の話です。

 私はTEACCHを中心として学習する研究会を立ちあげ、その
後、その研究会に参加される家族のために託児ボランティア(って、
その研究会だけのためではなかったですが)を始めました。

 その託児ボランティアの時の話。

 託児活動が終わり、保護者への引き継ぎが終わった時。

 ある一人のお子さん(支援学級在籍)が泣いて動けなくなってい
ました。お母さんにうかがうと、そのお子さん、帰りにデパートに
寄ってエスカレータに乗るのが好きなのですが、その日は都合が悪
くて行けないということ。研究会に来てるくらいのお母さんですか
ら「見せて伝えよう」と「デパートには行けません」というのを文
か絵で描いて見せたのだが、泣き出して動けなくなったということ
です。

 お母さんは言葉では「明日行くのに・・」とおっしゃってました。

 そこで私は「明日行く」というのを確認、念押しした上でこんな
絵を描いてその子に見せました。

デパートのロゴに×
  ↓
  家
  ↓
ふとんで寝ている絵(お月様も描いたかも)

右隣に列を変えて

ふとんから起きてる絵(お日様も描いたかも)
  ↓
デパートのロゴ

 そのお子さんは一発で笑顔になって帰って行きました。

 これは「楽しいことがあるとわかれば我慢できる」例とも言える
し「×には○を」の例かもしれないし・・ちょっと違うか。

 まあ、そんなこともありました。


posted by kingstone at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | れもん(自閉症児託児活動) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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