私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年03月05日

威嚇することと無表情で伝えることと1

 私が「威嚇」と書いていることは、実は「無表情で伝えている」
だけではないかと思われる人もいるかもしれません。その方は、
自閉症の方とのつきあい方に詳しい方だと思います。しかし、私
の中では2つは明確に区別されています。「行動」のみで記述し
ようとすると難しい点はあるのですが。

 自閉症の方とつきあう時、「無表情(ニコニコなんかせず)」
で「音声言語無し」あるいは「音声言語は単語のみ、か短く目に
浮かぶ言葉」で「視覚支援情報(指さし・具体物・絵カードなど)」
の方が良く伝わる場合が多いのです。

 しかし詳しくない方(ごめんなさい。上から目線で)は、そう
いうのを見ていて「非人間的だ」「物あつかいしている」等と非
難することが多いです。

 でも実際に私も「ニコニコして」音声言語で「挨拶」をして、
相手の方を混乱(他害も!)させてしまったことが複数回ありま
す。

 特に初対面の自閉症の方と合う時は、相手の方がどの程度の情
報処理ができるのかわからないわけですから、「笑顔」や「音声
言語」で話しかけるのは慎重になった方がいいと思います。もち
ろんつきあっていくうちにあれこれわかってきてOKになる部分
も多いことかと思います。(そこが速くわかる人もいれば時間の
かかる人もいる)

「笑顔は情報量が多いので自閉症の人が情報処理しきれなくなる
 ことがある」という話もうかがったことがあります。

 私は、多分(自分がどんな動きをしているのかはしかとはわか
りにくい)子どもが何かができた時「やったね」「できたね」と
言う時は笑顔だったと思います。背中とんとんなんかもつけ加え
る場合もあったと思います。しかし移動の指示(これも「どこそ
こへ移動してね」という気持ちで「移動せよ」じゃあなかったで
すけど)なんかを出す時は「無表情」あるいは「普通(!?)の
顔」で「短い言葉」か「写真カード」を見せる、などの対応をし
ていました。

 思い返せば「視覚的支援」を取り入れた方がいいな、と思った
時に「音声言語がわからなくなる」「音声言語が出なくなる」
「非人間的だ」という批判に対処しようとして「いえ、これは必
ず音声言語で話しかけるのと同時に使うんです」と説明するよう
にしていましたが、ちょと外からどう見えるかを気にしすぎた嘘
でしたね。少なくとも「音声言語のシャワーを浴びせながら」は
逆効果です。音声言語は「簡潔に」「映像が浮かぶような言葉」
が基本です。

 長くなったので、威嚇については別発言にします。
posted by kingstone at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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