※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年02月28日

いつもうまくいったわけじゃない

 大昔の話です。

 知的障害養護学校3年目。
 2学期からTEACCH的な取り組みをクラス全体でしました。

 もちろん、全部うまくいったわけじゃありません。
 視覚支援(見せて伝える)でも、撃沈と言うか、うまくいかなかったことも
山ほどあります。

 一番笑えたのは、1教室を大きな段ボール板をL字型にくっつけた物で、2
つに区切り休憩場所と勉強(作業)する場所を区切ろうとした時(物理的構造化
をしようとしたわけですね)のこと。

 壁は床には固定しておらず、休憩場所に入った人数が多かったので、壁がどん
どん動いてきてしまい、休憩場所は広くなるは、勉強スペースは小さくなるはで
「こらあかんな」「そうですね」と1日で止めてしまいました。

 まあ、失敗すれば、やり直せばいいだけのことです。

 この時は結局、2教室(空いていた)を使うことで解決できました。

 後、掃除のワークシステムで、1枚の紙に上から下へ書いた物を見せても
理解できなかったのが、カード1枚に1仕事を書き、それを上から下に並べたら
理解してもらえたり。

 メジボフさんだかの言葉。

「我々に失敗は無い。ただ学ぶだけだ」

好きな言葉です。

posted by kingstone at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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