知的障害養護学校3年目。
2学期からTEACCH的な取り組みをクラス全体でしました。
もちろん、全部うまくいったわけじゃありません。
視覚支援(見せて伝える)でも、撃沈と言うか、うまくいかなかったことも
山ほどあります。
一番笑えたのは、1教室を大きな段ボール板をL字型にくっつけた物で、2
つに区切り休憩場所と勉強(作業)する場所を区切ろうとした時(物理的構造化
をしようとしたわけですね)のこと。
壁は床には固定しておらず、休憩場所に入った人数が多かったので、壁がどん
どん動いてきてしまい、休憩場所は広くなるは、勉強スペースは小さくなるはで
「こらあかんな」「そうですね」と1日で止めてしまいました。
まあ、失敗すれば、やり直せばいいだけのことです。
この時は結局、2教室(空いていた)を使うことで解決できました。
後、掃除のワークシステムで、1枚の紙に上から下へ書いた物を見せても
理解できなかったのが、カード1枚に1仕事を書き、それを上から下に並べたら
理解してもらえたり。
メジボフさんだかの言葉。
「我々に失敗は無い。ただ学ぶだけだ」
好きな言葉です。