※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年02月18日

自立課題学習や1対1の学習

 大昔の話です。

 そのころ、クラス(周囲でも)では、机の前に座ってする学習、というのは
無かったのですね。

 クラスでの授業の基本は1人の先生が立ち、その前に子どもたちが座り、
その背後に他の先生たちが立っている。そして1人の先生が進めていく。
あっ、もちろんそういうのもありだとは思っています。例えば音楽とか。

 私のやったのでは、泥鰌を買ってきて、水槽にはなし、それを捕まえて
感覚を楽しんだり、数を数えたり・・

 あるいはプラスチックボールを教室にしきつめて、それでいろいろやって
感覚を楽しんだり。

 もちろん、そういうのもありです。大事です。
 ただ、そればかりでは・・・

 その前年から少しずつ私の担当しているお子さんと自立課題学習を取り
入れていました。教師と子どもでやりとりをする1対1の学習も取り入れ
ていました。

 で、2学期から、自立課題学習や1対1の学習を全員のお子さんとする
ことにしました。組み合わせは

 私、5人
 新人Aさん、1人
 新人Bさん、1人
 ベテランさん、1人
追記
    後で過去logが出てきて調べたら、私4人を相手にしてました。
    あと1人はじゃあ、誰だろう?

追記
地域の学校から交流に来たお子さんだ
あと、他のクラスの子も引き受けたりしてました



 クラス打ち合わせの時に、私がやっているビデオをお見せし、本もお見せし、
どのお子さんにどんな教材が合うか話し合い、教材作りをしました。作らなく
てもそのまま利用できるおもちゃや、パズルもありました。

 やってみるとうまく行きました。

 新人Aさんは、実際にやって1回目か2回目に
「先生、この子たち(将来)仕事ができますね!」
っと感動したようにおっしゃいました。

 これを境に、私のクラスでは、1人の先生が進めて他の先生は補助みたいな
一斉授業は無くなりました。(追記。「朝の会」「終わりの会」はそういう形式
でした)

 ベテランさんは1度
「この授業はいつまで続くんですか?」とちょっとご不満そうに言われましたが、
「ずっとです」とお答えしました。

 あっ、それぞれの担任がそれぞれの子どもと1つの教室の中で遊ぶ、みたいな
のは、もちろんありましたよ。あっ、みんなでボーリングなどゲームをするとか、
感覚遊びをする、みたいなのもね。




posted by kingstone at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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