私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年02月14日

給食の思い出1

 大昔の話です。

 私の異動した知的障害養護学校でその頃は、給食は出された物は
全部食べさせるのが良しとされていました。食べさせられない教師
には「できないやつ」と評価される暗黙のプレッシャーがありまし
た。

 多分味覚も感覚的に健常な人とは異なっているため、好き嫌いの
あるお子さんの口に極めて上手に食物を突っ込める方が「さすが
ベテラン」と評価されていました。

 あと手で突っ込まなくても、何とも言えぬ威嚇(迫力?)で、
食べさせるのが上手な方もいらっしゃいました。(ただその方
も、最初は有無を言わせず無理矢理突っ込んだのかもしれない
とは思っています)

 私は・・突っ込んだこと、あります。
 そうしなければならない、と思っていました。

 でもうまくいかなかった。

 情けなかったです。

 この時のまわりの雰囲気というかプレッシャーというか。
 ごく普通の人が、戦場でまわりの雰囲気で虐殺に荷担してしまう、
という気持ちがよくわかります。

 あっ、この文だけ読んだ方は暗い気持ちになってしまいますね。

 えっと、前向きの教訓としては
「もちろんいろいろ食べられた方が良いにこした事は無いけれど
 偏食で死ぬことは無い。食べられない物があってもいいじゃん」
と覚悟を決め、保護者としては「あっ、食べられない物があっても
いいですからねえ〜」と教師にしっかり伝えておく、というのが
良いのではないかな。

 おっと、文が飛躍しすぎか・・・

 で、続きます。

給食の思い出2


posted by kingstone at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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