※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2025年01月26日

映画『『雪の花 ―ともに在りて―』松坂桃李







ーーーーー  めっちゃネタバレもあり  ーーーーー


  笠原良策先生の実話を元にした、吉村昭の小説の映画化。

 笠原先生は福井藩の町医者で、牛痘苗の輸入を1846年と1848年に上申し、認められ(ここにもいろいろあったみたい)師匠の京都の蘭方医、京都の日野鼎哉の元に1849年に種苗が届き、そこで種痘が始められた、とのこと。

 で、私なぞ種痘と言えば緒方洪庵先生と思っていたから、あれれと思ったのだけど、緒方洪庵先生の Wiki を見てびっくり。

「嘉永2年11月1日(1849年12月15日)に京都に赴き、滞在7日にして出島の医師オットー・モーニッケが輸入して京都に伝わっていた痘苗を得、古手町(現・大阪市中央区道修町4丁目)に「除痘館」を開き、牛痘種痘法による切痘を始める」

 日野先生のもとに種苗が届いたのが、1849年9月19日。

 京都で種苗館を開いたのが10月16日。

 その話を聞きつけ、大阪から京都に赴き、もらってきたのだろうな。

 すごいなあ。それだけ切実だったんだろうな。
 (それとも別ルート?しかしいずれせよ1949年に一気に始まったわけだ)

 で、笠原先生の方は、11月19日に京都を出発して種苗を持ち帰ろうとして、11月23日に大雪が降ってえらいこっちゃになる、というのがひとつのクライマックスなわけですが。

 いや、しかし、11月23日に街道で大雪って早すぎない?

 ってことは、100年前は1925年。

 その80年ほど前だったから、相当寒かったのかな?

 なお、そのシーンの撮影はスキー場だったそうで、街道であの斜度のところはまず無いだろうな・・・


 ところで吉岡秀郷さんが、笠原先生が、種苗を引き継いてくれる子がいなくて困っている時に「私の子で」と子どもを連れてくるシーンがありました。私は、コトー先生が生きてて、彩花さんとのお子さんが無事生まれて大きくなって・・・みたいな思いになっちゃいました。


posted by kingstone at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月24日

私立中学の学校数の割合と1人あたり県民所得の相関を出そうと思ったが



 私立中学の学校数の割合と1人あたり県民所得の相関を出そうと思いました。

 で、e-Stat の総務省のところで「県民所得」で検索すると


のページが出てきました。

 まず、2022年版をダウンロードしてみたら、2022年のは載っていない。

 2024年版をダウンロードしてみたら、最新は2019年まででした。

(なお、e-Stat のトップページでやはり「県民所得」で検索をかけると、最新が2018年でした。トップページであきらめず、いろんなところを見てみる必要ある、ってことかな)

 私が出した私立小学校数の割合は2022年のデータですが、まあ傾向だけだせればいいか、と表を作りまず2019年度の県民所得の棒グラフを作ってみると
(図はクリックすると大きくなり、さらにクリックするとまた大きくなります)

縦軸は1000円単位。

スクリーンショット 2025-01-24 14.08.06.png

なんだ、東京だけ県民所得がつきぬけ(大会社の本社がたくさんあるので、その影響が大きいと思われ)、他はどんぐりの背いくらべというか・・・だいたいが300万円前後。

これじゃ、何もわからんよなあ。

で、とりあえず2022年度の私立小学校との相関の図(散布図)を作ってみたら

スクリーンショット 2025-01-24 14.07.35.png

 やっぱり、意味ないよなあ・・・

 今回は「データはかなり近い時期のものは手に入りにくい」ということと「なかなか、うまく説明できるグラフは描きにくい」ということがわかったのが収穫かな。


posted by kingstone at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月21日

2022年度都道府県別学校数でみた私立学校の割合




「誰でも使える統計オープンデータ」

という無料講義を学んでいます。

 そこで、現在は、e-Stat の利用法を教えてもらってます。


 で、各都道府県の学校数からみた私立学校(小・中・高・特別支援学校で分けたもの)を出してみようと思いました。

 いろいろ調べてみると、そのため全部のデータが揃っているのは、最新でも2022年度まででした。

 こんなグラフができました。

 縦軸は%です。

※クリックすると、画像が大きくなり、そこの画像をもう一度クリックすると、ブログ外に出ますがたぶんもっと大きく見えます)

2022年度私立学校割合(学校数).png

 東京都は学校数で見ると私立高校が50%を超えています。

 そして私立中学も20%を超えている。

 私立中学に関して言えば、京都府・大阪府・奈良県・兵庫県も、10%を超えていますね。

 私立小学校は東京都でもまだ少ないかな。

 義務教育に関しては、あまり私立が増えると分断が置きそうな・・・

 特別支援学校はそもそも私立学校ってほとんど無いだろうと思っていたけれど、なんか知らなかった都道府県にもあるのだなあ、とわかりました。

 割合の CSV ファイルはダウンロードできるようにしておきます。(Excel じゃないので、ウィルスの心配ないだろうと思って・・・)






posted by kingstone at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Excel で散布図を描く時の、表の列の順序(単回帰分析の近似直線と式も)



 こんなの当たり前すぎるのか、説明をあまり見たことが無いので。

 ※各画像はクリックすると大きくなります。

 例えば、年齢とある体内の物質の数値の相関を見るために、散布図を作ろうと思った時。

 X軸に年齢をとり、Y軸に体内物質の量をとりたい。
 (X軸に回帰分析で言う説明変数(独立変数)を置き、Y軸に目的変数(従属変数)をとりたい)

 その時、こんな表を作ります。

x軸が前の列だと.png

 X軸に置きたいものを前の列に、Y軸に置きたいものをすぐ後ろの列に持ってきています。

 ここから「挿入」→グラフにしたいセルを選択→「グラフで散布図を選ぶ」

をするとちゃんと年齢がX軸で、体内数値がY軸の散布図ができます。

数値が目的変数になる.png

ところが、表を作る時、体内数値が先の行列に来て、年齢が後ろに来ると

x軸が後ろの列に来ると.png

 こんなグラフになってしまいます。

年齢が目的変数になる.png

 年齢がY軸になり、体内数値がX軸になってしまいました。

 まあグラフをクリックし「データの選択」をクリック、出たウィンドウで X軸、Y軸の列を入れ替えると求めていたグラフができるのですが、そんなのめんどくさい。

 なので、X軸にしたい(説明変数(独立変数)にしたい)列を前(先)に持ってきてたら、ややこしくなく散布図を作ってくれるよ、という話でした。

 また、この散布図から単回帰分析の近似直線(曲線も)を描き、式をグラフに表示するには、

 グラフを右クリック

スクリーンショット 2025-01-21 15.05.22.png

 ここで「近似曲線の追加」を選び右に出てきたウィンドウから欲しい線と、「グラフに数式を表示する」にチェックを入れます。

スクリーンショット 2025-01-21 15.07.04.png

 するとこんなふうにできました。

スクリーンショット 2025-01-21 15.08.28.png

 しかし・・・この式、字が小さくてそのままでは私には読めません。Excel シートの倍率を上げるか、スクリーンショットを撮って画像をでかくしないと・・・





posted by kingstone at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月17日

映画『港に灯りがともる』




 私は妻とイオンシネマ明石で見てきました。

 実は同じ時刻にシネ・リーブル神戸では舞台挨拶つきでやってました。

 妻から「シネ・リーブルを予約して」と頼まれたのですが、油断してひと仕事してからサイトを見たら満席になってた・・・

 妻が見終わって「映画良かった。富田望生さんに会いたかったなあ」と言われちゃいました。


 私にはちょっと重かった・・・

 震災+在日韓国・朝鮮人問題+精神疾患いくつか

 過去を背負うこと、背負わなくていいこと。

 私はいつも「そうでもあり、そうでもなし」といろんなことについて思っています。自分で選択するならどっちでもいい。

 背負っても、背負わなくても。

 で「私はこっちを選ぶ」があるだけ(まあ命の危険があるような場合にはそうも言ってられないこともあるわけですが)。


 なお認知行動療法(?)らしきことをやってる精神科クリニックの窓から淡路島が見えていました。いったいどこだろうと思ったら、垂水五色山西洋館でした。

 確か、取り壊される寸前だったのを、垂水の九郎右衛門珈琲のオーナーさんが手に入れ、使い方を模索してはる途中なはず。


 また、長田の丸五市場などもよく出てきてました。


 この映画のプロデューサーの安成洋さんは、ドラマや映画になった『心の傷を癒やすということ』の主人公のモデル、安克昌さんの弟さんなんですね。



posted by kingstone at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする