※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2024年10月21日

「装具ラボSTEPs」(装具、特にインソール(中敷き)に強いお店)



 昨日は舞子公園(六角堂の北側の広場)では11時から「アミュゼフェスタ in 舞子公園」というイベントが開かれていました。

 いろんな演奏や、出店や、いろんなものがあります。この画像は開始前だからお客さんは少ないです

舞子公園.jpeg

 ここに、「装具ラボSTEPs」さんも出店していて、ここは主として靴の中の中敷き(インソール)を作ってくださるところ。

 もちろん、他の装具の相談にものってくださる。

 インソールもフルオーダーの価格はかなりのもんですが、医師の処方箋があると、成人の場合は、厚生労働省の決めた価格の3割負担、児童(18歳未満)の場合は、ひょっとして地域にもよるかもしれませんが、助成を使うと 700円でできるそうです。

 700円だったら、インソールをつければ歩行(歩容)が良くなる人の場合、特別な靴でなく「自分の好きな靴」をとっかえひっかえできるから、すごくいいですね。

IMG_4933.jpeg


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2024年10月16日

「放課後等デイサービス 虐待」での検索



「放課後等デイサービス 虐待」で検索してみた。

 やはり胸糞悪くなる。

 論文に「根拠は」と問われる時、こういったものも根拠になるだろうか?

 ならなきゃ、おかしいと思うけど。

 消えてしまった記事もいっぱいあるだろうな。

2024年04月12日 関西 NEWS WEB(NHK)大阪府東大阪市

2024年03月30日 (紀伊民報)和歌山県

 上の記事は成人施設が多そうですが、虐待者の中に「児童指導員」も入っているので、放課後等デイサービスか児童発達支援のスタッフもいるでしょう。

2023/12/15(共同)山形県山形市

2023年3月30日(TBS NEWS DIG)広島県東広島市

2022/3/19 (産経新聞)大阪府大阪市

2021.12.16 (高知新聞PULUS)富山県高岡市

2021/8/5(神戸新聞NEXT)兵庫県尼崎市

 上の記事では、動画撮影だけでなく、暴行もしています。


 これもカテゴリは「福祉」ですが、とりあえず「特別支援教育」のところに入れておきます。







posted by kingstone at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年齢別強度行動障害者数(すごくいいかげんだと思います)



 年齢別の強度行動障害者数を知りたくて、前記事で紹介した



を使って、年齢別の強度行動障害児者数を推計してみました。

 まずは道具から




 まず、2をやってみようと思いましたが、記事中にある項目が無いので断念。

 3.を試みると .xlsx のファイルが出て来ました。

 しかし、とんでもないネ申エクセル。たぶんもともとがそうなっているのでしょう。

 そこで、1列ずつコピーし、「形式を選んでペースト」で「値」にしてはりつけていって、まともなエクセルファイルにしていきました。






 ただし、推計に推計を重ねているので、すごくいいかげんな数字だと思います。

※表(画像)はクリックすると大きくなり、もう一度クリックするとさらに大きくなります。ただし2回目のクリックでは記事外に飛んでいきます。


 まず、報告の P27の「オ.障害の種類と合計得点の分布」の表

P27.png


 ここから点数10点以上(強度行動障害の定義にほぼ合う)の人数だけを出しました。

10点以上の人数.png

 ここで n が 267,569 件のデータのうち、41,670 人が10点以上と出てきたわけです。

 ところが、本文には「10点以上は約15%」という記述があり

267569 ✕ 0.15 = 40135

 で、既に1500人以上の差が出てる・・・まあ「約」なんだけど


 次に報告のP28の「カ.年齢階層と合計得点の分布」の表

P28.png

 ここから取り出した10点以上のエクセルの表がこちらになります。

 なお、0.1% とかいうのを換算して、元の数(0.001 とか)に変換するのめんどくさいなあ、と思っていましたが、「値」だけコピーすると、ちゃんと 0.001 とかに変わっていました。(元の表の表示形式の問題かな?)

2022年齢別割合.png

で、ここに各点数の人数をかけていき、小数点以下四捨五入すると

2022強度行動障害児者の年齢分布.png

という表を得ました。この表でもわかりにくいと思うので、10点以上をテキストにして縦に並べます。

年齢  人数
0~4    4
5~9    0
10~15   0
15~17  2082
18~19  1383
20~24  6097
25~29  5358
30~34  3421
35~39  3378
40~44  4331
45~49  5192
50~54  3415
55~59  2406
60~64  1769
65~69  1276
70~74    865
75~79    429
80~84    178
85~89    59
90~94    20
95~99    0
100~104  0
105      0
合計 41663

 こういう結果を得たわけですが、暗数も結構あると思います。私が行動援護をお勧めしたお子さんの保護者が役場の窓口で「去年までガイドヘルプでいけてたのだから、別に行動援護申請する必要無いでしょう」と申請拒否され、私が付き添って役場に行き、ちゃんとした担当者の方に出てきて頂き、私がにこやかに生活の現状をお伝えすると担当者さんの顔色が変わり、すぐに評価に来てくださり、行動援護が通った経験があります。

 特に特別支援学校に行っている人など、申請されないまま終わっている人もかなりいるはず。


 さて、わかりやすいようにグラフ化してみます。

 しかし、なぜか、他は 5年区分なのに、15歳〜17歳(3年区分)、18歳〜19歳(2年区分)で出ているので、グラフ化するには目盛りが変になるので、これを 15歳〜19歳に変えます。


2082 + 1383 = 3465

 この数字でグラフを作ると

2022グラフ.png

 15〜19歳からぐんぐん増えて(というより、申請がぐんぐん増えて、なんだろうな。それまで見えていない)一応、20〜24歳でピークがあり(しかし申請が増えたのは最近のことだから、今後これが並行移動していくかもしれない)、また45〜49歳でピークがある。

 あれ?

 この45〜49歳のピークって「親も歳をとり、家で見きれない」で申請数が上がってるだけと違うやろか?

 やっぱり、小学校高学年から中学部あたりもだし、かなり暗数がありそう。

 しかし、ここから議論を始めるしかないので、厚生労働省、PwCコンサルティング合同会社、協力された自治体、機関、ご家族には謝意を表明します。




 あと、問題だな、と思ったのは、「区分認定(ということは18歳以上になるけれど)」との関連ページ、P25 を見ていたら、区分4 なのに10点以上、区分6なのに9点以下という方たちがかなりおられる。

 自治体によって区分が違うのは実感しているけれど、これはあんまりやろ、と思うな。

カテゴリは「特別支援教育」に入れておきます。











posted by kingstone at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月15日

強度行動障害児者の最新統計



 こちらも先日調べたので記録しておこう。


 ただこの統計は、全年齢について調査したもので、学齢期のお子さんの n 数とか、全体の割合とかがわからない。

 でも以前の調査では特別支援学校高等部卒業後は少し減っていたのが、もっと上の年齢まで広範囲に高止まりしていることが読み取れる。

 そして、福祉事業所につながっていない人も多いことがわかる。

 私はその責任は学校にあると思っているのだけど・・・

 でも、どの年齢で、どういうことをしたのが悪かったのか、ということがわからない人が多いだろうし、統計の取りようが無いとは思う。
 (実際、支援部の先生でもわかってない人いたし)

 これ、本当は福祉のカテゴリだけど、前の記事との関連で「特別支援教育」のカテゴリに入れておく。

posted by kingstone at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

体罰にのみ限定して検索したらフラッシュバックする・・・



 特別支援学校や特別支援学級の体罰についての報道を検索してみたら、出てくる、出てくる・・・

 まあ出てくるだけマシな世の中になっているのかもしれないが。

 公的なものとしては


があるけれど、もちろん氷山の一角だろうし、これを調べて、ちゃんとした OJT とか連続研修(1回限りの研修では効果はほぼ無い)したのだろうか。

 そして、これらは「教師から児童・生徒への体罰(暴力)」なのだけど、指示待ちにされたり、強度行動障害にされたりした児童・生徒はどれだけいるだろうか。それらは統計が取りようがない(なぜならいったい何が悪いことなのか、たぶん学校の中でわかっている人はごく少数だから)。

2024/07/04(讀賣新聞オンライン)和歌山県

2024/03/25(讀賣新聞オンライン)千葉県

2024年03月22日 三重 NEWS WEB(NHK)

2024年01月30日 東海 NEWS WEB(NHK)名古屋市(愛知県)

2023年8月10日 6:00(河北新報オンライン)仙台市(宮城県)

2023/1/25 神戸新聞NEXT 兵庫県


 簡単に検索しただけでこれだけ出て来る・・・

 もうたくさんだ!


posted by kingstone at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする