※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2024年08月20日

『みんなでつなぐ読み書き支援プログラム』井川典克監修




 私自身はあまり「読み・書き」の支援は行ってきませんでした。

 なので、このあたりはよく知らないので、相談を受けても何ら有益なアドバイスもできません。

 しかし、自閉スペクトラム症のお子さんに関する相談でも、このあたりはちょくちょくあります。

 そこで、この本を買ってみました。
 (いつもは流泉書房に注文するんだけど、急ぎだったのでアマゾンで購入)

 まえがきの部分に

「実践型の指南書が欲しい」
「フローチャートのようなものがあれば使いたい」

と書かれているのを体現したつくりになっています。

◯「読み・書き」に関わる職種
◯「発達検査」「その他検査」との関連
◯簡易にやってみることのできるアセスメント
◯使うと便利なグッズとその使い方
◯ iPad の設定

など、いろいろな方向から網羅されており、すごく参考になると思いました。

 もちろん、一人ひとりにオーダーメードの支援が必要なわけですが、そこにたどりつくための道筋がある程度明確に示されているので、ずいぶん早く支援に入れるだろうな、と思います。

 私も、眼の前に直接支援の必要なお子さんが現れれば、めちゃめちゃ参考にします。
 (まあ逆にリモートで相談にのる場合は、「これ読んで、試してみてね」ですましちゃうかもですが)


 なお、執筆者の中に「なんとカンファレンス」の関係者がおられる。

 私も、一度、「なんとカンファレンス」のイベントに参加したことがあります。



 こちらの本も参考になると思います。



posted by kingstone at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横長スケジュールカード小さ目の元



「自閉スペクトラム症の方への根拠ある関わり方」のサイト
「その他(資料、グッズ、アプリ、やり方など)」の項目の
「エクセルのひな型」に


切り取ると、おめめどう MITECAバーにぴったりサイズです。
糊で貼ったり、テープで貼ったりして使えると思います。

posted by kingstone at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月08日

iPad に日本語50音キーボードを出そうと思うが的確にできない(解決)



 iPad で文字を入力する時、私の場合、フリック入力のみが出ていました。

 50音キーボードを出すやり方を検索すると

50音順のキーボードを追加するやり方
  1. 設定の “一般” より『キーボード』をタップします。
  2. キーボードより『キーボード』をタップします。
  3. キーボードより『新しいキーボードを追加…』をタップします。
  4. 新しいキーボードを追加より『日本語』をタップします。
  5. 日本語より “かな入力” を選択し『完了』します。

と出てきますが、私の場合、そんなもの出てこない。
下のような画面になって「フリック入力のみ」と書かれています。

キーボードの種類.PNG

で、50音キーボードが出てこない。

しかし、インターネットサーフィンをしているうちに、どこかでフリック入力キーボードの「地球マーク」or「絵文字マーク」を長押ししたらいい、というのを読んでやってみると、すぐ上に吹き出しみたいなのが出て、一番上から

キーボード設定
日本語ローマ字
English(Japan)
絵文字
日本語かな

とあります。
で、ここでキーボード設定を押すと、「設定」→「一般」→「キーボード」の画面になるのですが、一度、たぶん「キーボード設定」をタップした時に50音キーボードが出てきました!!

しかし今度はフリック入力に戻せない。

キーボード右下にあったアイコンのついたキーを長押しすると、吹き出しが出て、その中に「フローティング」だかいうのが出てきて、そこをタップするとまたフリック入力に戻せました。

ところが・・・再現性が無い!!!

どうしたら、確実に50音キーボードとフリック入力を行き来できるのでしょう・・・


こんなサイトを教えて頂きました。

読み書きを助けるiPadの基本機能(平林ルミのテクノロジーノート)

ようし、明日、しっかり見るぞ!

・・・・しかし、しっかり見ても解決しない・・・

仕方がないので、アップルサポートに電話しました。

今、iPad も画面共有できてしまうんですね。画面共有しながら、やってみるのですが、私の質問自体があまり一般的で無い(のかな?)みたいで、「う〜〜ん」と首を傾げてはり、

「フリック入力キーボードの『底』をキーボード下の線のところをドラッグ(という言葉でいいんだろうか?)して、画面の『底』につけてください」

底の白い線.png

この白い線をドラッグして、画面の底まで


IMG_0120.PNG

と言われましたが、何も起こらず。

しかし、何の気になしに、画面の底の中央にある白い線のところまで持って来ると、

スクリーンショット 2024-08-12 17.48.06.png

グレーの横幅の大きなシルエットになり、指を離すと

50音日本語ーかなキーボード.jpeg

出ました!!
50音キーボード!

そして、今度は逆に、フリック入力キーボードに戻したい時は、50音キーボードの右下にある「キーボードアイコン」を長押しすると「フローティング」という青いボタン(?)が出てきますから、そのまま指を画面に接触させたまま、青いボタンの上まで指を持ってきて離すと、フリック入力キーボードが出てきます。

IMG_4742.jpeg

しかし、私が今まで「フリック入力キーボード」と呼んでいたものは、「日本語ーかな入力キーボードのフローティング状態」とでも呼べばいいのかな?

なお、

設定→コントロールパネル→キーボード

のところでは、「日本語ーかな入力」のところに「フリック入力のみ」と書かれてあることには変わりませんでした。



 1つ面白いな、と思ったのは、今回の場合、サポートの方も一直線に解決できたわけではなく、2人してああでもない、こうでもないと言い合いながら試行錯誤して正解にたどり着いた、というところ。しかも、ほんと、検索かけても解決の手前で止まってしまっても不思議は無いと思えましたし。

 で、1人でやってたら挫折していたでしょう。

 やっぱり人間同士がああじゃこうじゃと対話しながら試行錯誤するって大事なんじゃないかな、と思いました。











posted by kingstone at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「24歳の弟は、字が書けない(はずだった、怪文書を読むまでは)」『傘のさし方がわからない』より



 岸田奈美さんのこの3冊のシリーズ、全部、「私にとってどこが刺さったか」みたいなシリーズにしたいのだけど、今、とても(気持ちが)忙しくなって、部屋も無茶苦茶な状態で『国道沿いで、だいじょうぶ100回』が見当たらなかったり・・・

 で、良太さんの「文字」関係のもの。



「24歳の弟は、字が書けない(はずだった、怪文書を読むまでは)」

ダウン症の弟は、字が書けない。
はずだった。

 から始まります。

 机の上に小さくちぎられた海苔がベタベタ貼られたいびつなおにぎりと、判別の難しいメモ用紙があった。

 岸田さんとお母さんでなんとか解読できる文字を集めてみると

「ママ ひろみ、 ボール、 ごはん ます」

 あれこれ考えてみたら、最近、朝ごはんが食べられていないお母さんを心配して、良太さんがおにぎりを作り、メモを書いておいたのだとわかり、お母さんが爆泣きしたと。

 なんかすごいです。

 他人の心配から始まっている。自分の要求からじゃない・・・

 しかし、翌日またもや手紙があり、

ゲーム ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 SD3 11月5火 生日 ゼード ミユーシアム

と書かれており、またもや解読した結果「誕生日プレゼントにゲームが欲しい」

 これは実現されたのかな?

 こんなふうに字を書き始めたきっかけは

 『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 』の新書判(元の大きいほう)が出版される時に、装丁の祖父江慎さんが、弟さんの字をページ番号にしようと提案して下さり、弟さんが一生懸命書かれます。(ゆっくり、ゆっくり書かれ、時には有馬温泉にカンヅメというのもやりーーの、というお話はどこだったっけな?)

 そんなことがきっかけだったと。

 なお、残念なことに文庫版は版の問題で無理なのか、普通の活字です。


 で、その後、岸田さんは良太さんにスマートフォンが使えるようにしてあげ、LINE もできるようにしてあげました。
 最初は、何か、あたってるようなあたってないようなスタンプが来た程度だったと思うけど(これもどこの話だったろうか・・・)最近の良太さんの。

 岸田さんが、ぐったりしている画像を発見し、画像を引用した(ひょっとしてスクリーンショットを撮った?)うえで

「だいじょうぶ」
「奈美ちゃん泣いてる」

と良太さんが書き、岸田さんが

弟に心配されている(なんかどんどんLINEで喋れるようになってきた)」

と書かれています。


 すごいな、と思います。

「伝えたい」ことがあるからこそ「字、単語を覚える」


 しかし・・・学校の授業でとっくの昔にできるようになっていても、おかしくないことだと思うのですよね。
 授業のあり方さえ工夫すれば。

 (ついつい余計なことまで書いてしまった)






posted by kingstone at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月04日

Google フォームの回答をスプレッドシートで管理する



 もう何度もやっているはずなのに、すぐに忘れてしまうので。

 Google フォームでアンケートを作り、回答者に送信して記入してもらいます。

 その後フォームを開くと、上中央に「質問 回答 設定」というボタンが並んでいます。

 「質問」の下に太い紫線が出ていますが「今、『質問』のところにいるよ」ということ。

スクリーンショット 2024-08-04 22.24.41.png
 ここで「回答」をクリックします。回答が棒グラフや、自由記述などで出てくる「回答」画面になります。

 「質問 回答 設定」の右下に「スプレッドシートで表示(初回はスプレッドシートにリンク)」というのが出てきます。


スクリーンショット 2024-08-04 22.24.54.png

 ここをクリックすると、一番最初の時は、「新しいスプレッドシートを作成する」か「既存のスプレッドシートを選択」を尋ねてくるので、
「新しいスプレッドシートを作成」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリックします。

スプレッドシートに、数値や表示が記入されたものを見ることができます。

 次回からは、Google ドライブ内のスプレッドシートを直接ダブルクリックすることで、増えた分を見ることができます。

 Google フォームから見る場合は「既存のスプレッドシートを選択」だったかな?














posted by kingstone at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする