私自身はあまり「読み・書き」の支援は行ってきませんでした。
なので、このあたりはよく知らないので、相談を受けても何ら有益なアドバイスもできません。
しかし、自閉スペクトラム症のお子さんに関する相談でも、このあたりはちょくちょくあります。
そこで、この本を買ってみました。
(いつもは流泉書房に注文するんだけど、急ぎだったのでアマゾンで購入)
まえがきの部分に
「実践型の指南書が欲しい」
「フローチャートのようなものがあれば使いたい」
と書かれているのを体現したつくりになっています。
◯「読み・書き」に関わる職種
◯「発達検査」「その他検査」との関連
◯簡易にやってみることのできるアセスメント
◯使うと便利なグッズとその使い方
◯ iPad の設定
など、いろいろな方向から網羅されており、すごく参考になると思いました。
もちろん、一人ひとりにオーダーメードの支援が必要なわけですが、そこにたどりつくための道筋がある程度明確に示されているので、ずいぶん早く支援に入れるだろうな、と思います。
私も、眼の前に直接支援の必要なお子さんが現れれば、めちゃめちゃ参考にします。
(まあ逆にリモートで相談にのる場合は、「これ読んで、試してみてね」ですましちゃうかもですが)
なお、執筆者の中に「なんとカンファレンス」の関係者がおられる。
私も、一度、「なんとカンファレンス」のイベントに参加したことがあります。
こちらの本も参考になると思います。