※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2024年02月27日

映画・コミック『恋は光』



 Prime Video のサイトに行ったら、たまたま『恋は光』が入ったところみたいでした。


 何、これ面白い。

 で、原作を読んでみようと、Kindle で第1巻を購入。

 いろいろやんなきゃいけないことがあるので、「1日に1巻しか購入しない」と誓いを立てていたのに、今日、5,6,7巻を一気に購入してしまった・・・

 それどころじゃないのに・・・



 最近、原作と実写版映画などとの齟齬が大きく話題になりました。原作者がそれで傷つくという話も。

 『恋は光』でも、コミックはゆっくり時間がすぎていき、またコマ割りも私みたいな高齢者にも読みやすく(先日、クリニック待合室にあった『少年ジャンプ』はまったくもってコマ割りについていけなかった・・・)、時間をかけて読めます。

 でも映画だと 2時間前後に収めないといけないから、省略する部分は省略してトントンと進めなくちゃならない。

 それでも私は、映画はコミックのテーマはちゃんと反映していて、すごいな、と思いました。
 (まあ、映画だと深刻(?)なところは割愛されてますが)

 結末がコミックと映画では違いますが、うむ〜〜映画向けならこの結末かなとは思いました。

 なお、平祐奈さんは神戸市生まれの明石育ちと書いてあったので、学校とか見てみたら、小学校で既に東京に転居してはりますね。

 お姉さんの平愛梨さん(長友選手の配偶者さん)のほうは江井ヶ島小学校、江井ヶ島中学校ということで、おお、こちらは明石育ちと言ってもいいですね。

 あと、映画は岡山でロケしたそうで、そう言えば NHK の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で川栄李奈さんが、森山良子さんをおんぶして走った商店街みたいなところも出てきたし、旭川で鮎釣りしているシーンも出てきたし、いいな、行ってみたいなと思いました。




posted by kingstone at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年と2020年の都道府県別人口



 統計の練習用に、2010年と2020年の都道府県別の人口と、2010年を100とした時の2020年の割合(%)を入れたデータを作ってみました。必要な方は、CSV は大丈夫だと思いますが、Excel ファイルの方は自己責任でダウンロードしてください。

    ↑
自動ダウンロードできますが、やってみたら名前が変わり、拡張子も変わってて、拡張子を.xlsx に変えてやれば、ちゃんと使えます。
また拡張子の前の名前も英字で書いてやらないと、R で読み込んだ時に不具合が起こると思います。

    ↑
今、クリックしてみたら、csv ファイルは、クリックすると、ブラウザにテキストが出てきて、それをコピペするようになるんですね。自動ダウンロードでは無い。


1.最新版 SSDSE から 「 SSDSE-県別推移 SSDSE-B-2023」をダウンロード

2.各都道府県のうち2020と2010以外の行を削除

3.「都道府県名」「総人口」の列をコピーして、新しいエクセルシートに貼り付け

4.新規の列を挿入し同じ都道府県の2010年と2020年の総人口が横に並ぶようにする。(式で1個だけ作り、あとはハンドルを引っ張って一気に47都道府県やった。今考えると単純に1行ずらしたコピペでも良かった)

5.全部コピーして、新しいシートに「値」のみコピー

6.不必要な行を削除(1個とばし)

7.以前作っていた英字の都道府県名で上書き

と、たいへん面倒なことをやってます。

本当はプログラミングしてやればしゅしゅしゅーっとできるのかな?



R でとりあえず2010年の人口と、人口増減の割合の散布図を書こうと思って

> wd <- getwd()
> library(psych)
> x <- read.csv(paste0(wd,"/2010_2020_todoufukensoujinkou.csv"))

としてから

> with(x,plot(2010 , wariai))

とやってみたら

xy.coords(x, y, xlabel, ylabel, log) でエラー:
'x' and 'y' lengths differ

そこで length というのをやってみたら

> with(data = x, length(wariai))
[1] 47
> with(data = x, length(2010))
[1] 1
> with(data = x, length(2020))
[1] 1

なぜだ?

でこうやってみると、なぜかできました。

> with(data = x,plot(x[ ,2],x[ ,4]))

※図はクリックすると大きくなります。

スクリーンショット 2024-02-27 11.09.32.png

こっちはいけたんだけどな。

> pairs.panels(x[,2:4])

スクリーンショット 2024-02-27 10.51.39.png
posted by kingstone at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月26日

adjunctive behavior(付随的行動)



 Adjunctive behaviour この言葉がわからなくて検索をかけると英語の Wikipedia が出てきた。

 すごく興味深いことが書いてあった。

 adjunctive behavior ってのは、「補助的行動」と DeepL も翻訳するけれど、「付加的行動」と訳したほうがいいかもしれない。読んで頂ければわかると思うけれど、少しも「助けて」ないから。(もし日本で定訳があるならコメントででも教えて下さい m(__)m

追記 Twitter(X)で教えて頂きました。

・付随行動
・スケジュール誘導性行動

あと、これらをヒントに私の持ってる『応用行動分析学』第2版(ジョン・O・クーパー他)には

第13章 強化スケジュール

VI 強化スケジュールの適用場面への応用に関する展望

3.スケジュール誘導性行動の応用研究

のところに

・付随的行動

とありました。

 いろいろあるんだなあ。「付随行動」と言うと音は「ふずいこうどう」となって、私は肢体不自由養護学校にいたものだから「ふずいいうんどう(不随意運動)」みたいな単語が頭に浮かんでしまう。

 Wikipedia ではレバーを押すと「餌」が出てくるよう訓練されたラットに、次にレバーを押すまでに平均1分待たないといけないようにした(レバーそのものを隠したのか?それとも無反応にしたのか?)ら、3時間の間に通常の1日分の3〜4倍の水を摂取したと。
 もちろん飲み過ぎ。

 で、

Further research has revealed that intermittent food presentation to a variety of organisms results in an inordinately excessive consumption of water as well as other behaviours including attack, pica, escape, and alcohol consumption.

更なる研究により、様々な生物に断続的に餌を与えると、攻撃、ピカ、逃避、アルコール摂取など他の行動と同様に、水分の異常な過剰摂取が起こることが明らかになった。

 これ、「断続的に」と書いてあるけれど、要するに「摂りたい時に自由に摂れないようにする」ってことだろうな。

 やっぱり、自分の意志以外のところからコントロールされていると(不自由にされていると)、いろいろ困った行動が出てきてしまう、ということじゃね?

posted by kingstone at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「応用行動分析学における分析に何が起こったのか」を読む



W. David Pierce and W. Frank Epling
The Behavor Analysis. 1980 Spring; 3(1): 1–9.

 もちろん英語なんかで読めないから、DeepL で翻訳し、Readable で整形して読みました。

『応用行動分析学』島宗理著で社会的妥当性のところを読んでて、1980年代に課題解決を優先し、制御変数の分析がおろそかになっているのじゃないか、というので大きな議論になったということで紹介されていました。

 ざっと見て「基礎研究」か「応用(研究)」か、という議論みたい。

 もともと行動分析が「行動の原理」を明らかにし、そのために「実験心理学」が重要。でも、社会的に応用行動分析家が様々な課題解決に有用と認められてきて、その課題解決のために分析がおろそかになってないか、お金がつくようになったので、より応用分野を重視しすぎるようになったのではないか、それで科学と言えるのか、ということなのかな。

 まあ、私は実践の人だから、「科学かどうか」よりも「課題が解決できるかどうか」を重視してしまうけれど。

 しかしこの論点が、アメリカで PBS を進めようとする団体と ABA をやっていこうという人たちの団体とが別れる原因でもあるのかな?

 あと、キーワードとなると思うのだけど contingencies という単語がよく出てくる。

 意味は「将来起こりうる事; 不慮の事故, 不測の事態、偶然性、臨時出費」とかになってる。
 これもよくわからないなあ・・・

These contingencies account for Wolf's (1978) conclusions in his article on the social validation of behavioral ap-plications. It is the "subiective value judgment of society which validates applied behavior analysis and is the basis of its social importance (p. 11). With the focus on cure-help and behavioral im-provement, this kind of definition of social importance seems to make good sense. However, it takes applied behavior analysis outside of the experimental analysis of behavior. Notice the acceptability of subjective report and Wolf's attempt to legitimize subjective measures!

このような偶発性は、Wolf(1978)の行動分析学の社会的妥当性に関する論文における結論を説明するものである。それは「応用行動分析学を正当化し、その社会的重要性の基礎となる社会の主観的価値判断(p.11)」である。キュアヘルプと行動改善に焦点を当てれば、このような社会的重要性の定義は理にかなっているように思える。しかし、これは応用行動分析を行動の実験的分析の外に持ち出すことになる。主観的報告の受容可能性と主観的尺度を正当化しようとするウルフの試みに注目してほしい!


 ここに出てくる「社会的重要性の基礎となる社会の主観的価値判断」に、本人(当事者)の思いが反映されているか、本人の QOL を上げるのか、というあたりがすごく問題やろな。本人抜きの社会であっていいわけがないので。(また当然社会抜きの本人も有り得ない)
も読んでみたい。
posted by kingstone at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月25日

海士町の人口の推移と他自治体との比較




で、海士町が努力してはることはわかったけれど、総人口はなだらかではあるけれど右肩下がり。

じゃあ、海士町がある島根県との比較は?他自治体とは?とか調べてみました。他に

新島村:人口が同じくらいで離島。新島と式根島からなる。東京都。でも伊豆半島の先というような位置(新島って昔ナンパで有名だったような・・・)。

神戸市:私が住んでいるから

明石市:人口増で有名

兵庫県:神戸市や明石市があるから


参考にしたのは、


結果は

     2010年  2020年  割合(2010年との比較)
海士町   2377   2267  95%
島根県  717397  671126  94%
新島村   2883   2441  85%
神戸市 1544200 1525152  99%
明石市   290959  303601  104%
兵庫県 5588133 5465002  98%

こう見てくると

・海士町は右肩下がりだけど頑張っている
・神戸はけっこう頑張っている
・明石市はすごく頑張っている

というあたりがわかるのかな。

 しかし、これだけ調べるのにも相当あれこれ時間がかかるなあ・・・
posted by kingstone at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする