予告編を見た時から「なんか怖そう」と思ってましたが、めっちゃ怖かった・・・
サイコスリラーというジャンルになるそうです。
しかし・・・シネ・リーブル神戸のネット予約のチケット取り出し機、毎回おろおろしちゃうんですよね。
1台しか無いし、直感的に指を使ったらエラーになるし。もちろんディスプレイの前にあるペンを使えばいいんですが、ついつい忘れてしまう。で後ろに人が並んでくる・・・
やっぱり複数台、用意してくれえええ。
あと、見終わった時に、たくさんの人が並んでたんですが、イオンシネマとかではとっくに終わった
「ブルージャイアント」でした。
なるほど。シネ・リーブルは単館上映みたいな映画もよくやってるから、特大シネコンなんかより融通がききやすいのかな。
ーーーー ちょびっとネタバレあり ーーーー
なんかめちゃくちゃ情報量多すぎで、頭の中がこんがらがってました。
最初の方は対話劇という感じだし。
主人公はレズビアンを公言してるベルリン・フィルの主席指揮者という設定。
コンサート・マスターと暮らしてるのだけれど、それが認められているのは、戦争時代のナチへの協力、ユダヤ人団員の追放と戦後のナチス党員の追放ということがあったので、いわばポリティカル・コレクトネスに敏感だから、ということだったのですが・・・
先日、Eテレの「映像の世紀、バタフライ・エフェクト」の「戦争の中の芸術家」だったかの会で、
フルトベングラーはもともとナチス批判をしていたけれど、それを引っ込めることでユダヤ人団員を守った、という話だったけどなあ。なお、リンクを貼った Wikipedia にも「
1939年 第二次世界大戦が勃発するがドイツに残る。国内のユダヤ人音楽家を庇護。」と書かれてますね。
でまあ・・・トップの管理職ってたいへんやなあ・・・とか思ってしまった。
あと、キャンセル・カルチャーについて、主人公は「芸術的価値と作者の品行は別問題」という立場で議論をして、それが切り取られて炎上するというところもあるのですが、うむむ・・・切り取られるとそうなるか?
う〜〜む。これが芸術家だと、本人の品行と作品の価値は別物(ただし、価格はまあ「人気」だから影響を受けるか)だと思うのだけど、教育学・教育論となるとどうだろう?ルソーとかについて思うことなんですが・・・やっぱり貧しさゆえとはいえ捨て子しまくる人の教育論って「それは無いやろ」と思ってしまうのだけど・・・
クライマックスの後のオチというか「後日談」みたいなところは、パンフに書いてはる人もいたけど、なんかほっとできました。
posted by kingstone at 18:48|
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