※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2023年02月28日

2023年02月27日のつぶやき


































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2023年02月27日

2023年02月26日のつぶやき




























































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2023年02月26日

在宅勤務を希望する方への就労支援(そんなことできるんだ)



 一般社団法人ペガサスさんから「在宅勤務を希望する方のための、在宅での就労移行支援をリモートで行っている」という情報が入って来ました。

 上記のリンクから飛んでみると就労移行支援と就労定着支援の事業所を運営されておられますね。

 私なんかは福祉サービスでは「事業所に来て頂く」か、利用者さん宅へ行って制度内の活動をすることでしかお金を頂くことができないように思っていましたが、条件があえばリモートでも(ただし月1回は訪問)認められるそうです。

 下肢障害で移動が難しい方、精神障害や発達障害や難病で外に出れない方、また一部重なるかもしれませんがひきこもりの方等が対象とのこと。

 既に何名かの方がこのサービスを利用されているとのことです。

 こちらに簡単な説明もあります。



 またコラムにこんなことも書いておられますね。



追記(2023年2月28日)
今日、ZOOM で友人を交えてお話をうかがうことができました。
記憶に残った点。

・利用者さんは利用料を1割負担で払うが、ほぼ全員、昨年の収入 0 なので、その場合は利用料 0 で利用できる。(お子さんの場合、世帯分離しておく必要があるとは思いますが)

・現在利用されている方は発達障害の方が多い。感覚過敏で外に出られないとか、コミュニケーションの失敗、報連相がうまくできない等で退職された方など

・就労移行の利用は2年間だが、その後、3年間フォローアップする。その中で、どうしたら日々の暮らしを整えたり、就労を続けられか仕組みなども一緒に考える(まるで「障害者就業・生活支援センター」の仕事みたいなことをしてくださるわけですね)

・コロナ禍になってから在宅求人が増え、かつ、民間企業の法定雇用率 2.3% の遵守が厳しく言われるようになったこともあり、求人はたくさんある

・なお、ペガサスさんの場合、昨年の夏からこの事業を開始したので、まだ利用終了者は出ていない

あと、障害者雇用にカウントされるためには週 20時間(それ以下だとカウントされない)の壁はあるわけですが、超短時間雇用の求人なども出てきているとのことでした。そのあたり、国が制度的にもうまく対処してくださると(例えば週5時間雇用の人が4人いたら1人分にカウントとか)、働ける人が増えるんだろうな。

 チラシを送って頂きました。
 以前、載せていた分は古く、今回のが新しいそうです。
 画像の下に、チラシのPDF もダウンロードできるようにしました。

※画像はクリックすると大きくなります。

チラシ表.jpg

チラシ裏.jpg









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2023年02月25日のつぶやき










































































































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2023年02月25日

『ハンナ・アレント 全体主義という悪夢』牧野雅彦著




 著者が編集者さんから「アレントをまだ一度も読んだことのない人に、そのエッセンスをわかりやすく説明する」という課題を与えられて書いたそう。


「19世紀末ヨーロッパの状況は、国民国家がほぼ完成する。特に西ヨーロッパは言語や文化を共有する「民族」がほぼその主権国家を形成する「国民」となる。」

(日本の明治時代くらい。「西ヨーロッパでは」ってことは、多「民族」国家も西ヨーロッパ以外では多かったということだろうな。また実のところ決して西ヨーロッパの国々も単一民族でもなかったろうし・・・)

「他の民族と異なるユダヤ人の特徴は、そうした国民国家の外に立つ「アウトサイダー」だったところにある。(中略)むしろ国民国家の外にあって、国家と国家の間を仲介する金融業者として発展していった。」

(まあでも当然そんな人はひとにぎりで、普通に市井にまぎれて暮らしている人が大多数だったんだろうと思うけど。でまたすぐ後ろにそのことも書かれている)

(西ヨーロッパの)国民国家の間を安定させる装置

・キリスト教文化
・ローマ・カトリック
・王室のつながり
・ユダヤ人のネットワーク

ところが19世紀末にこれらが瓦解し始める


帝国主義の展開(アフリカ争奪戦)

 ホブソンは『帝国主義』の中で、海外植民地に対する政策がいずれは本国にも影響を及ぼして、自由主義的な政治体制を掘り崩していくと警告。

 アレントはそれを受けて、これを帝国主義の「ブーメラン効果」と呼んだ。

(これ、植民地だけでなく、遠くの人や移民を収奪して自分たちが「良い」生活をしていると、それがブーメランとして戻ってきて、自分たちの暮らしを掘り崩していくんじゃなかろうか)

 政治的思考において「代表する」ということについて

「それは誰か他人になろうとしたり、他人のように感じたりしようとする感情移入の問題でもなければ、頭数を数えて多数派に与することでもない。私は私でありながら、現実には私がいない場所に身を移して思考することなのである(『過去と未来の間』)」

(でまた、その結果を表明するんだろうけど、それは同じコミュニティーに居ると思っていた人、同じ党派だと思っていた人などからのバッシングや排斥を受けることになるという、とても厳しいものだろうな。そして実際に『エルサレムのアイヒマン』なんかアレントさんご自身がやられたことなんだろう)

 実のところ、翻訳でも原典を読んだことが無いのですが、読みたくなったな。


ハンナ・アーレント 矢野久美子著(中公新書)
(経歴的なことを詳しく書いたエントリ)
















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