よつばさんのツイート
怒られるかもしれんけど
− よつば🐧9/26発達クラスタfes (@yotsubaSW) September 7, 2021
1人に対し3〜5人ぐらいのパーソナルアシスタントがいたら狭義の療育は必要なくなる世界線になるけど、
障害者基本法が定義する「療育」はそういう話してないよ。
教育では18歳までしっかり人の配置があるから、成人後の福祉の人手を減らすことに加担してるのかもね( ˘•ω•˘ )
の「18歳までしっかり人の配置がある」という話。
学校で見てみると、法律では(といっても根拠法がぱっとは出てこない。私は基本的に今まで耳学問で来てしまったもんで・・・またわかる方、教えてください)
単一障害では教師1人に対して9人の児童生徒(これが多くの特別支援学級の基準になる)
重複障害では教師1人に対して3人の児童生徒(これが特別支援学校の基準になることが多いが、単一障害の児童・生徒も増えてきてるのかな?)
という基準になってるはず。
(なお、特別支援学級は障害別に作られるので、10人いなくても2クラスできたり、3クラスできたりすることはあります)
ただし、現場(地方の教育委員会等)の努力によって、特別支援学校では教師数をあの手この手で増やしているので、教師1対児童生徒数の数字はもう少し小さくなる。
その他で、放課後等デイサービスを利用してればそこにも人の配置がある。
で、こないだダウンロードした令和3年の特別支援学校の在籍者(児童・生徒)のデータを使って教師1人が何人の児童生徒を担当しているかを、おおまかに出してみます。
ただし、データのどこかに教師(本務者)と書いてあったと思うのだけど(今探し出せない)、管理職は含まれていないのかな?また担当を持たない教師(支援部だとか、ひょっとしたら進路指導部のトップの先生とかも担当を持たず、いわゆる浮かせた状態かもしれない)もいるので、厳密な数字ではないです。
※図はクリックすると大きくなります。
再掲「公立特別支援学校の教師1人あたりの在学者数」
この表から
Min. (最小値):1.10(鳥取県)
1st Qu. :1.40
Median(中央値):1.60
Mean(平均) :1.59
3rd Qu. :1.80
Max.(最大値) :2.20(東京)
1st Qu. :1.40
Median(中央値):1.60
Mean(平均) :1.59
3rd Qu. :1.80
Max.(最大値) :2.20(東京)
つまり全国平均は、教師1人対児童・生徒1.6人。
(ただし、上にも書いたように直接担任しない先生もいるので、この数字は変わってきます。もう少し大きくなるかな)
この表から作ったヒストグラムは下のようになりました。
法律では「1:3」だけど、運用でがんばってもう少し多くしている、というところです。
これが福祉の成人事業所(しかし事業によって異なるとは思います)だと、法律では「1:7」になったり、入所施設では夜間は1人で20人対応になったりとかいうことがあるわけです。