私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2021年02月19日

2021年02月18日のつぶやき


















































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2021年02月18日

ブロークン・ブリテンに聞け ブレイディみかこ著





 著者が群像に書いたエッセイを集めたもの。

 いつものことながら面白い。

 「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう」の中で、著者がアナキストと反緊縮(つまり大きな政府)との親和性について言及したところ、「アナキズムは国家と経済を破壊する革命(だから経済に関わるわけない、というような意味の抗議だろうな)」というメールを送られてきたそう。
 しかし、アナキストとして有名なデイヴィッド・グレーバー(「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を書いた人)は緊縮財政反対論者として有名なんだって。

 その章にこんなことが書いてあった。

MMT学派の経済学者たちは、(アイルランド危機のさいに)デフォルトに陥った時にアイルランド国債をアイルランドの税金の支払いに使えるようにすればいいと提案していた。しかし、アイルランド政府は何だかんだと理由をつけてこれを退けた。

 なるほど。アイルランドはEUに加盟しているから通貨を発行できない。だから自国通貨建ての国債を発行することはできない。でも、国債で税金が払えるなら国債を買ってた人は助かるわな。(でも大企業しか持ってなさそう・・・しかしそういうところが破綻せずにすむか)

 井上純一さんの漫画でも、「そもそも通貨とは税金を払うためのもの」という説明もあったな。

 これ、今のコロナ禍で地方自治体(通貨は刷れない。地方債は出せる)が援助しすぎると困るんじゃないか、ということについてのヒントになるかも。

 まあ、でもそれよりなにより国が給付金を出せばいいじゃん、ということになるけれど。

 フランスで長く続いていた黄色ベストのデモ。

 参加している人が左派とかだけでなく、ルペン派とか右翼が混じっているのがダメと言っている日本の文化人がいたそうだけど、ブレイディさんによると、そういう枠を超えて「上対下」の新パターンだったので、欧州のメディアがびっくりしたんだって。



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2021年02月17日のつぶやき


























































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2021年02月17日

関係フレーム理論(RFT)(わからん・・・)





刺激関係の派生
派生的刺激関係

 「『いぬ』という音」が聞こえると「犬の絵」を指差す。
 「犬の絵」と「『犬』と書かれたカード」のマッチング。

 これらを教えてもらった子が、教えていないのに、

 「『いぬ』という音」が聞こえると「『犬』と書かれたカード」を指差す
 「『犬』と書かれたカード」を見て「『いぬ』という音」を口から出す。


 などができたりする。

刺激等価性

とかのことから関係フレーム理論に入っていくのだが・・・

「意味をもって言葉をしゃべり、意味をもって話を聞く」

ということらしいけど、う〜〜〜ん・・・わかったとは言えない・・・



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2021年02月16日

「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版」日本語版




 福島県沖で13日に起きたマグニチュード 7.3 の地震に関連して、私の Twitter タイムラインでは、この資料が紹介されていました。



 もともとは、「デブリーフィングの危険性についての注意喚起」の文脈で紹介されていました。

 デブリーフィングってのは、災害や危機的状況が起こった時に、すぐにその時見たこと、感じたことを報告する、というのが原義だと思いますが、危機的状況の直後に「そのための時間(ミーティングなど)をとって」「(自然に出てくるのを待たずに)聞き出す」ということの危険性をおっしゃってるのだと思います。

 被災者が進んで話したいと思い、話そうとされた時に耳を傾けるのはいいことだと思うのですが。
 (あまり聞きすぎずにね・・・)

 東日本大震災の時なども、ボランティアでわざわざ聞きに行く人がいた、しかもちょっと不純な動機で、という方がおられたのが問題だったのだと思います。

 この論文の後ろの方に

今回紹介した「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き」日本語版は、今後兵庫県こころの ケアセンターのウェブサイトにアップ・ロードして、 無償配布する計画である。

とありましたので、見に行ったら、すでにこのページにPDFが置いてありました。


 ここに書かれていることって、基本的に対人援助職に必要とされることだろうな、と思います。

サイコロジカル・ファーストエイドの8つの活動内容
Core Actions

1.被災者に近づき、活動を始める
Contact and Engagement
目的:被災者の求めに応じる。あるいは、被災者に負担をかけない共感的な態度でこちらから手をさしのべる

2.安全と安心感
Safety and Comfort
目的:当面の安全を確かなものにし、被災者が心身を休められるようにする

3.安定化
Stabilization
目的:圧倒されている被災者の混乱を鎮め、見通しがもてるようにする

4.情報を集める――いま必要なこと、困っていること
Information Gathering: Current Needs and Concerns
目的:周辺情報を集め、被災者がいま必要としていること、困っていることを把握する。そのうえで、その人にあったPFAを組み立てる

5.現実的な問題の解決を助ける
Practical Assistance
目的:いま必要としていること、困っていることに取り組むために、被災者を現実的に支援する

6.周囲の人々との関わりを促進する
Connection with Social Supports
目的:家族・友人など身近にいて支えてくれる人や、地域の援助機関との関わりを促進し、その関係が長続き
するよう援助する

7.対処に役立つ情報
Information on Coping
目的:苦痛をやわらげ、適応的な機能を高めるために、ストレス反応と対処の方法について知ってもらう

8.紹介と引き継ぎ
Linkage with Collaborative Services
目的:被災者がいま必要としている、あるいは将来必要となるサービスを紹介し、引き継ぎを行なう

 この引き継ぎのさいに「見捨てられた」という思いを被災者が抱かないように、という注意が書かれていました。
 大事なことですね。


posted by kingstone at 23:22| Comment(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする