私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2020年12月27日

阿・吽 おかざき真里著




最澄 766/767年 - 822年
空海 774年 - 835年

のお二人が主人公とのことで是非とも読んでみたい本でした。

 最澄の子供時代から始まります。

 そして最澄が戒を授けられる(高級公務員となる)さいに当時の鎮護国家の仏教が王権と結びついて腐敗している様子も描かれています。

 また人々が簡単に殺されていく様子も。

 そうだったろうと思います。そしてそれはほとんどの人が食べていくのもたいへんな時代であったからこそ、というのもあるでしょう。

 最澄が寺のメインストリームの出世コースを離れ、自分の仏教を追求するために山に籠もると弟子志願者(私度僧)がやってきて、集団ができていきますが、別に仏教を追求したい者ばかりでなく、食い詰め者(しかし当時のほとんどの人は食い詰め者ではなかったんだろうか)もやってくる様子が描かれています。

 そして求道ではなく、ある意味、組織を維持し、いわば事務職を積極的に担おうとする者も表れます。

 なかなか面白いです。

 天台宗も真言宗も元は民衆のための仏教ではなく、鎮護国家の仏教だったと思いますが、特に天台宗は組織が大きくなって圧力団体にもなり、また怪しい人も周辺に増え、そしてそこから鎌倉仏教の祖師たちが輩出されていくというのが。


 神戸市西区に如意輪寺があります。


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 元は千年ほど前にできたそうですが、「こんな山の中になぜこんなに立派なお寺が」と思ってしまいますが、今でこそ明石川から続く谷間の奥の辺鄙な地、と思ってしまいますが、当時は京の一部以外はみんな「辺鄙」な所だったのだろうな、と思います。

 そして、なぜこんなところに人が集まってきたのか、というのも「食える」からなのでしょうね。

 西洋、中東の修道院について書かれた

のアントニウスのところでの私の感想

"ここで大事だと思うのは、ローマの貴族にとっては質素な生活だとしても、当時のエジプトの農民にとっては当たり前の生活であった、という記述が後で出てくる。そうだろうなあ・・・食ってけるから人が集まる、という面が、大きくなる組織には必ずあると思うから"

 今、流泉書房さんに第4巻を注文しています。楽しみです。


posted by kingstone at 22:25| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フラジャイル 第19巻 原作 草水敏 漫画 恵三郎




 先日夜高熱が出ました。

 この新型コロナ蔓延の世の中で、もう大慌てで、しかしちゃんと電話して、翌朝近医に行きました。

 近医では今までのクリニックとは違う別室に、様々なエアフィルター(?)なども設置し、発熱外来にして下さっていました。おひとりでやっておられるごく普通の開業医さんですが。

 診察の結果、血液検査をし、かつ午後からPCR検査を近所のドライブスルー検査所で検体摂取、結果は翌日連絡を頂ける、ということに。

 お医者様としては新型コロナの可能性は低そうだけど、それならそれで発熱の原因が心配とのことでした。

 こちらでは解熱剤が処方されました。

 PCRの検体摂取は鼻に棒を突っ込むほうで。

 これがめちゃくちゃ痛かった(個人の感想です。痛くない人もいるかも)

 唾液でやるのが本当に棒を突っ込むのと同じ精度があるならそっちがいいなあ・・・

 翌朝、結果が出ました。

 PCRは陰性。しかし血液検査の結果が悪いので、即大病院に行って欲しい、とのことでした。

 大病院では10年来の主治医が血液検査等の結果を診て、「抗生剤の点滴と、抗生剤の服用で月曜日にもう一度来て下さい」ということになりました。即入院も覚悟していただけに、ほっとしました。

 翌日には平熱になり、解熱剤は必要なくなり、抗生剤の服用のみですむようになりました。

 で、いつも垂水の流泉書房で週刊文春を買っているのですが、さすがに行けなくて妻のついでがあったので買いに行ってもらいました。

 すると書店の妻から電話が。

「フラジャイルの19巻を勧めて下さってるけれど、買うの?」

「買って!」

 いや、先日 Twitter で買った、というツイートを見て流泉書房さんに注文しなきゃ、と思ってたら発熱して行けなくなっていたんです。

 妻から受け取ると即読んでしまいました。


ーーー ネタバレあり ーーー


 18巻から続く岸先生の医療過誤訴訟問題。

 記録を開示して当事者さんと会って話し合いたいという岸先生に対し、弁護士双方のお金のやりとりで終わらせたい院長、病院側弁護士、相手側弁護士・・・

 いろいろと真相がわかり、相手も本当はお金の問題ではなく、納得の問題であり、岸先生の弁護士の助力もあり、最終的には納得の大団円を迎えるわけですが。

「納得」というのは一番難しいな・・・

 医療過誤だけでなく、自分の病気についての納得、いや自分より、お子さんや配偶者、親御さんの病気や障害についてのほうが難しいか。

 で、そこにいろいろなものがつけこんで来る。

 いや、私自身が「つけこんでくる人」と見られていないか。

 自分では「そうではない」と思っているけれど。




posted by kingstone at 07:35| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月26日のつぶやき
























































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする