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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2020年10月19日

「特別支援学校における不登校の現状と課題」の企画案から



2020年特殊教育学会 自主シンポジウム72
「特別支援学校における不登校の現状と課題」

企画者 渡部 匡隆 横浜国立大学大学院教育学研究科
司会者 渡部 匡隆 横浜国立大学大学院教育学研究科
話題提供者 山崎 真理 神奈川県立瀬谷養護学校
話題提供者 大羽 沢子 鳥取大学医学部附属病院
指定討論者 井上 雅彦 鳥取大学大学院医学系研究科

動画はありませんでした。

【企画趣旨より】

令和元年度(2019年度)「学校基本調査」より
特別支援学校における不登校児童生徒数
小学部 145名(全児童の0.33%)
中学部 318名(全生徒数の1.04%)

平成26年度(2014年度)との比較でそれぞれ 1.6倍、1.2倍

高等部は調査対象となっておらず不明
 小・中学校はきっかけが調査されているが、特別支援学校では調査されていない(言えない子たちだからだろうな・・・)

【話題提供】

1.知的障害特別支援学校高等部の調査から(山崎真里)
対象:A県内公立特別支援学校知的障害教育部門高等部
   25校対象、22校より回答

在籍生徒数 2717名
不登校生徒数 240名(8.8%)
       このうちの48%が90日以上の長期欠席
       66%が前年度から継続
       1年生の44%が入学時点で不登校

不登校生徒の特徴

不安 30%
無気力 11%
その他 43%
その他の内容 家庭の事情、不定愁訴、ゲーム依存等

不登校の要因

家庭に関わる状況 32%
友人関係 10%
該当なし 37%
ーーーーーーーーーー
私の妄想
 以前に調査された通常校の統計で

の中学校を見た場合(つまり、高校入学時に不登校であった生徒にあたる)

では「教師との関係」が 2.5%

では「先生とうまくいかない/頼れない」が38.0%

と同じようなバイアスがあるでしょうね。

これは「隠している」とかじゃなく、「自覚がない」のだと思います。

不登校生徒の特徴のところにある
不安、無気力を逆にして、

・安心して過ごせるように見通しをたててあげる。
・安心して過ごせるように「何をどうしたらいいのか」わかりやすくしてあげる。
・コミュニケーションがとれるようにしてあげる。
・モチベーションがあがる授業を考えてあげる。

ということをすれば、相当に減らせると思います。
そして、そうやってお子さんが楽しく充実して過ごせ、わかってできることが増えれば、家庭の事情ってやつも、親御さんが元気になれるから減るんじゃないかな。
 もちろん、そうやっても残る家庭の事情や、お子さんの不安などはあるかもしれない。でも相当減らせるはずです。
ーーーーーーーーーー
効果的な支援
・教員から個に応じた支援
・連携による支援
・環境調整
・登校日数の調整(どういう意味なんだろう?)
・家庭訪問
・本人の興味関心を大切にした対応


2.全国の知的障害特別支援学校の調査から(大羽沢子)

平成26年(2014年)全国642校に対して。396校から回答。

児童生徒数 58428名
不登校割合   2.1%
小学部 15339名 不登校児童 102名(0.7%)
中学部 13140名 不登校生徒 163名(1.2%)
高等部 29949名 不登校生徒 973名(3.2%)
不登校児童生徒 1238名中 ASDのある児童生徒 381名(31%)

課題
保護者支援
集団での指導
入学前からの不登校

支援のうち(教師にとって)負担感の大きいもの
家族との連携
校内支援体制の機能化
外部との連携

負担感が少なく有効なもの
障害特性への配慮
校内支援体制の機能化
引継ぎ

(面白いですね。負担感の大きいものにも小さいものにも「校内支援体制の機能化」が入っている。これは「校内支援体制ができていないところは体制を作ろうとするとめちゃしんどい」けれど「校内支援体制が機能していると、チームで対応できるし、的確な対策ができるし負担感少ないよ」ってことかな)

不登校状態が長期(2年以上)にわたっている児童生徒を学部から1名ずつ抽出すると65.1%が障害の重さに関わらずASDのある児童生徒

posted by kingstone at 23:55| Comment(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「支援会議を活性化させる「ファシリテーション」(4)」を視聴する



自主シンポジウム58
「支援会議を活性化させる「ファシリテーション」(4) オンライン”支援会議の可能性を探求する」

企画者 三田地真実 星槎大学大学院教育学研究科
司会者 三田地真実 星槎大学大学院教育学研究科
話題提供者 田熊立 千葉県発達障害者支援センター
話題提供者 園部直人 山形県立鶴岡養護学校おひさま分教室
話題提供者 大森五月 千葉県発達障害者支援センター
話題提供者 臼井潤記 千葉県発達障害者支援センター
話題提供者 三田地真実 星槎大学大学院教育学研究科
指定討論者 岡村章司 兵庫教育大学大学院

動画の視聴に関して「著作権者の事前の許可なく、これらの情報を利用 (複製、改変、配布、公衆送信等を含みます。) することはできません」とあるのですが、私のように感想の記事を書いてはいけないんだろうか?一応「情報を利用」して勉強し、それについて感想を書いているのだけど・・・
あかんかったら即削除しますので、あかんかったら運営の方から私にご連絡下さい。


 星槎大学では、今回の新型コロナの件もあってオンライン講義をするために、下記のようなマニュアル的な動画を置くページを作っておられます。

 動画は YouTube にアップされているので、簡単に視聴できます。

例えば「1.オンライン会議システムに「参加」できる」


 どの話題提供者も

・事前準備

の大切さを言っておられました。
 もちろん、会議をするなら、事前に

・会議の目的の共有
・会議までに考えてきておいて欲しいこと(できれば簡潔にまとめておく)

などが大事ですが、さらに、回線、機器、またある程度それらの使い方に習熟していること、などが必要になってきます。
 お話を聞いていると、ZOOM も私が使ったことのない機能がたくさんあり、私自身、もっと使いこなせないといけないな、と思いました。

 で、実はそれらオンラインミーティングの話以外に、私が興味をひかれたところがありました。

 園部直人さんは、山形県立鶴岡養護学校おひさま分教室というところに勤務されているのですが、その分教室は、「県立こころの医療センター」に入院している子どもたちのための教室です。

 兵庫県や神戸市にもそういうのあるのだろうか?

 2015年4月から2020年7月までの在籍児童生徒の割合は

問題行動 65%
不登校  31%
その他   4%

だそう。(しかし、不登校って入院対象?)
 また問題行動は、生活リズムの乱れや自傷行動などだそうです。

 また千葉県発達障害者支援センターは強度行動障害の方のいる事業所の福祉職の人のための研修として

1.講義(全3回。今回この部分をオンラインでされたとか)
2.記録検討会議
3.施設訪問
4.ファシリテーション技術研修
(これは当該施設内でのミーティングや、連携している人や機関とミーティングするさいに、会議がうまく進むようにですね)
5.実践発表

 という流れでやっておられるそうです。
 
 あと、本番のミーティングの前に、習熟のためにミニ研修をやってみる、なんてえのも参考になりました。







posted by kingstone at 22:38| Comment(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月18日のつぶやき








































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする