ピアニスト ジョアン・カルロス・マルティンス の評伝?
ーーーーー ネタバレ ーーーーー
いやあ、運が悪い人ってか・・・
では、「栄光と苦難に満ちた壮絶な人生」と書かれてますが、その「苦難」は呼び寄せてるってか・・・
ブラジル生まれ。
初めての外国でのコンサートの3日前から遊郭に居続け。
リハーサルに遅れそうになる。
警官の奥さんと浮気し、殺されそうになる。
若くして成功して、ニューヨークに住むようになる。
窓から外を見たら草サッカーをやっていた。
寄せてもらってこけたら肘に石がくいこみ、右尺骨神経をやられ指3本麻痺。
それでも復活。
でも浮気はやまず。
離婚。
限界を感じてイベントプロデューサーになる。
そこそこ成功(これはすごいなあ)
老年に復活。
大成功。
しかしブルガリアでレコーディング中にナンパしたと思ったら美人局で、男から鉄パイプ(?)で頭を殴られる。
これで手を動かす神経をやられたが、言語中枢にバイパスができて動かせるようになる。しかし痛みが出て、言葉を選ぶか運動神経を選ぶかの2者択一となる。
そのまま頑張っていたが、耐えられなくなり、手術。右手はきかなくなる。
(この頃、弁護士さんと再婚か事実婚か・・・芸術家ってもてるなあ・・・)
指揮の勉強をし、自分のオーケストラを持ち、世界でコンサート。音楽の普及、後進の指導にあたる。
もうジェットコースターに乗ってるような人生だけど、確かに「不屈」ではあるなあ。