私の関わりのある法人
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2020年08月11日

文字について (日本の歴史をよみなおす(全) 網野善彦著 より)




 ただし、「古い部分も」と書かれていた。後書きの日付1995年の12月3日。25年前・・・そりゃ古い部分も出てくるだろうな。

第1章 文字について

 網野さん、各地の古文書を史料として読みはるわけですが、日本全国どこのでもだいたい読める、と。ところが話し言葉になると各地の方言があって理解できない地方も多い、と。

 なるほどなあ。

 標準語というか、お手本としての中国語があり、それをまねて文を作り、かつ行政文書は一定の形式を踏まえさせられるから、そうなるのかな。

 中世は仮名まじり文書が増えてくる。しかしその仮名は圧倒的にひらがなで、カタカナは少ない。カタカナはどういう用途で使われたかというと、口語の書き写し(ってか音を書きつける、という感じか)。

 なるほど。だから、ヨーロッパから来た人の言葉(単語)はカタカナで書かれることが多いのかな。

 しかし明治になるととたんにカタカナが法律と軍隊で多用されるようになったんだって。学校でも最初はカタカナ。でも庶民が使うのは圧倒的にひらがな。

 なんでそうなるんだろう?(いや、ひらがなが使いやすい、というのはその通りだと思うのだけど、学校でカタカナから教えられても、やっぱりひらがなを使う、ってのが面白いな、と)

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2020年08月10日のつぶやき
































































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