明石のジュンク堂で岩田先生の本がたくさん平積みされてたので目について買いました。
インタビュアーの質問に岩田先生が答える形で編集された本。
対話集という感じかな。
対話集という感じかな。
小見出しだけでも納得感があります。
「全員検査は全員マンマークと同じで非常識な戦術」
(バスケットボールだとマンツーマンデフェンスと言ってたと思うのですが、サッカーではマンマークと言うのですね)
(バスケットボールだとマンツーマンデフェンスと言ってたと思うのですが、サッカーではマンマークと言うのですね)
「可能性はゼロではない」ロングシュート症候群
なるほど、です。
あと面白いな、と思ったのは
ーいろいろな専門家がテレビやメディアに出ていますが、その人たちの意見にかなり違いがあることも珍しくありません。 それは健全です。みんなが同じことを言うようになったら逆に危ない証拠です。 (中略) ーあくまでも意見の内容で議論すべきということですね。 誰が言っているかではなくて、何を言っているかを機転にしないといけない。 (中略) ーとはいえ、その人にどういう利害関係がありそうか立場を考えて意見を聞く必要もありますね。 それも大事ですね。利益相反はしっかり見るべきです。でも、利益相反のない人なんて世の中にはいないので「利益相反があるからその人の言っていることは信用できない」となるのも間違っている。 |
これもなるほどな、です。まあなかなか難しいのですが。
あと、「いろんな意見が出ていい」というのは8割おじさんの西浦先生もいろんな意見を求めてはったなあ、というのを思い出します。
「対感染症ゾーンディフェンス」ってところでは、「感染規模に合わせたラインコントロールが大事」という小見出しがついてます。
やはり状況によってラインの上げ下げが必要になるわけですね。
ある病院の中で、ある町の中で、そして市町村で、都道府県でいろいろ変わってくるでしょう。
どなたか、ラグビー版でこんな本、書いて下さらないかな。