※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2020年03月31日

2020年03月30日のつぶやき
























































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月30日

2020年03月29日のつぶやき








































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月29日

2020年03月28日のつぶやき






























































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月28日

みんなにお金を配ったら ベーシックインカムは世界でどう議論されているか? アニー・ローリー著




著者のTwitterアカウント
Annie Lowrey @AnnieLowrey

労働が奪われることについて

「少なからぬ人が労働からドロップアウトしている」

AI が仕事を奪う。

自動運転車は運転手の仕事を奪う。
発明や発展と雇用破壊はいつもやってきた。

19世紀はじめ ラッダイト運動(織機の破壊)
1950年代のデトロイト(製造技術の進歩)
2020年までのラストベルト(製造技術の進歩)

しかし、過去は新しい仕事が出てきたのでは無かったか?
ところが、AIの場合、新しい雇用が創出されないのが問題だ、という説がある。
あるいは雇用破壊が急激すぎる。
UBIは多くの人がおぼれ死んでいくのを防ぐ政策になるのではないか。

UBIについてはアメリカでは多くの人が賛意を示し、リチャード・ニクソン大統領(共和党!?)もそうだったんだって。
しかし複数の実験で離婚率が上がったので見送られたと。
「離婚は悪」という価値観によるものだな。
でもDVやモラハラを受けているが、経済的理由で離婚できない、という状況だったのが、離婚できる、に変わるなら、それはいいことじゃんね。

2016年
 米で950万人が年間最低27週は就労しているが、貧困線を下まわり、極貧または極貧に限りなく近い状態で中間層に浮上する目処がつかない。
ここ40年間、労働者の所得は下がり、富裕層、投資家、企業の得る所得が増加する、という傾向が続いている。

1)グローバリゼーション(製造業の雇用喪失)
2)労働組合組織率の低下
3)最低賃金の価値の低下(物価に賃金が追いついていない)
4)ひとり勝ち(独占)
5)企業が「主軸的能力(コア・コンピテンシー)」以外を外注(安定した雇用の減少)

ギグエコノミー ウーバーなどの新しい働き方
ギグ(案件ごとに動く)
(保障が無く、ならせば低賃金)
会社は融通性、自律性を強調するが、「仕事をさせられている」状態になることも

ベーシックインカム
・自分の人生を自分でハンドルを握ることがしやすくなる
・条件の悪い仕事をしなくてもすむ
・貧困地域に「学校」「靴」などを寄付する例もあるが、寄付された方には必要無い場合も多い。お金ならその人が考えて、「必要」と思うことに使える。

失業期間が長くなると採用されることが少なくなる
頑張って面接を受けても、「何かがあるのだろう」と思われ、採用されない。



UBIに対する批判と、似たようなことをやった結果

UBIに対する批判

・働かないことを許容する、もしくは推奨する。働くインセンティブが失われる。

アメリカは自己責任論の国。しかしそれが世界標準というわけではない。

ピュー研究所が2014年に実施した調査でも、 「人生における成功は、自分にはコントロールできない力によっておおむね決定される」という意見をアメリカ人の大半は否定し、ヨーロッパ人の大半は肯定していた。ハーバード大学の産済学者アルベルト・アレシナとMITの経済学者ジョージ=マリオス・アンジェレトスの共著論文は、「アメリカ人は、貧困は間違った選択もしく努力不足が原因であると信じている。ヨーロッパ人は、貧困とは回避が難しい罠であると見ている」と考察した。「アメリカ人は富と成功のことを、個人の才能、努力、起業家精神の結果だと受け止める。ヨーロッパ人は幸運か、汚職か、人脈によるところが大きいとみなす」

リサーチの結果

・それほど労働市場に影響しない
・働かなかったり、労働時間が短くなる場合もほとんどの場合
・育児
・教育を受ける
など社会的にメリットのある理由での場合が多い


スピーナムランド制度は、イギリス・バークシャー州スピーナムランド(en:Speenhamland, Berkshire)において1795年5月に決議された貧困補助制度である。貧困層はパンの値段と家族の人数に応じた援助を受け取ると定められた。
評価としては「失敗」とされているが、データの取扱を間違ってるのでは、ということも言われている。

一説によると一般的に、統計数値が経済に対するイノベーションの効果を把握できていない。

石油や食料に対する補助を打ち切り、直接お金を渡すようにした。一部「物乞いを育てる」という批判もあった。
イランの全経済算出の6.5%。結果としてわかったこと
・貧困軽減
・不平等緩和
・労働市場からの大量退出は無かった
・サービスセクター(サービス業?)の労働時間は伸びた

チェロキー族の東部集団
ハラス社(ラスベガスのホテルで知られる)が運営するカジノを2つ所有している。
カジノの収益で、部族メンバーに年間4000ドルから6000ドル給付している。(40万円〜60万円程度)
給付を受けている人々の働き方に大きな影響は見られなかった。

アラスカ(石油資源の売却益から配当される。PFD(Permanent Fund Dividend))
州内に住む、囚人と有罪判決を受けた者を除く大人も子どもも全員に1000ドルから2000ドル(10万円から20万円)の間の金額が年に1回支給される。(4人家族なら40万円から80万円の間になる)
これにより住民の3%が貧困線から浮上している。

働かなくなる例(額が大きくなりすぎた場合)

サウジアラビアの王族

ミネソタ州のシャコピー・メデワカントン・スー族
カジノからの配当が大きい
2012年には毎月84000ドル(毎月840万円!!)
そりゃ働く気、無くすわ。


 あと、個別のホームレスの方、ホームレスに落ちかける人ような状態の人のエピソードなどがあり、アメリカでも支援を受けるにはたくさんの書類を書かないといけなかったり、実質人種差別(白人は通りやすく、黒人は通りにくい)もあることが書かれている。

ミーンズテスト 給付を受ける資格があるかどうかを調べること。年収が一定額より低いとか。
メディケイド(低所得者向け医療扶助)
補助的栄養支援プログラム(SNAP。旧フードスタンプ)
住宅補助

アメリカでも他の国でも中・低所得層は月1000ドル以上を何らかの形で政府から支給されている。それをUBIに変えることに意味があるのか?

オルティス一家の事例

ジョセファ・オルティス(母)
ファストフード店とレストランを掛け持ち(その他もうひとつ)
時給7ドル25セント、7ドル75セント、10ドルの仕事を掛け持ちしてる。
ルイス・オルティス(父)療養中
長女 ファストフード店でアルバイト
次女 ファストフード店でアルバイト
家賃550ドル
時給7.25ドルの仕事なら76時間分。
フルタイム10日分。
学習して上の生活を目指そうにも、学習の時間がとれない。



 著者は毎月1000ドルの給付を念頭に置いておられる。

 私自身は、現在月10万円ほどの年金(ちょうど上記と同じくらいの額)があり、そのおかげで安心してあまり儲からない起業もできている。

 ただ、人によっていろいろな条件があるだろうし、一律分配は5万円とかで(それでも4人家族なら20万円になる)、障害年金は残す、などと組み合わすといいんじゃないだろうか?でもそれだと「一律分配し、他の助成制度を無くす(それによって制度維持にかかる書類作りなどの手間や人件費を削減)」というのに反してしまうのかな?






posted by kingstone at 17:28| Comment(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月27日のつぶやき






















































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする