神戸新聞の記事(2018年10月18日)
市内では、市やNPOがごみ出し支援に取り組むが、対象者の増加などで支援の在り方が課題になっている。1人暮らしの高齢者が多く、坂道などでごみ出しがしにくい地域もある神戸。これでいいの?
と書かれています。
記事では、灘区のNPOが紹介されていて、1件200円で請け負っているとか。
ふむ。
実は、私も地元のNPOで「高齢者、障害者のゴミ出し支援」をしています。
現在、1回150円で、50円がNPOの運営費になり、私は100円頂きます。
これって、例えば就労継続B型や生活介護の事業所に通っている、元気な自閉症の方が、賃金以外にお金を稼ぐ手段として有効なんじゃなかろうか。
就労Bも生活介護も、賃金が少なくて、と利用者さんも悩んではるし、経営されている方も頭を悩ませてはります。
1回200円として、50円をNPOが取り、150円が受け取れるようにし、NPOがコーディネートして下さり、週2回、1回1件あったとして、 150円×8 で 月1200円。
賃金の足しになり、周囲の方からも喜んでもらえる(ここ大事)。
もちろん「ゴミ捨て」をする日はカレンダーに書き込み、時刻を間違わないようにする、家(そしてゴミを置いてある場所)にひとりで行ける、ゴミ袋を所定の位置(場合によってはフェンスの扉を開けたり、ネットをめくったり)に出せる、など練習する必要がありますが。
あと、そのお金で「自分の欲しい物が買える」ということがわかる、イメージできるってのも大事だろうな。