私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2018年10月09日

ロボットやプログラミング教材のコーナー



 今日、玉津のリハビリテーションセンターの近所にあるケーズ電気に寄りました。

 そしたら、ロボットやプログラミング教材のコーナーができてました。

 がっつり売れるのやろか?

並んでいたロボット

○ロボホン(シャープ)

○Palmi(DMM)

○BOCCO(DMM)

○ロボコネクト Sota(NTT東日本)

○TAPIA(DMM)

○Petcube Bites (これはロボットに入るのかな?)



プログラム教材

○COZMO(タカラトミー)

○makebolock

○エレキット(イーケイジャパン)

○KOOV(sony)



 いやはや・・・



posted by kingstone at 19:24| Comment(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクティブラーニングの危険性(「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」から)



 昨日書いたエントリにAI VS. 教科書が読めない子どもたち」著者、新井紀子さんが

 文部科学省が推している「アクティブラーニング」の危険性みたいなことを書いておられたのを書くのを忘れていた。

 でも、それだけで1エントリになるので別立てにします。


「アクティブラーニング」って要するに「みんなで対話してまとめ上げていきましょう」みたいな勉強方法で、実のところ目新しいものではありません。

 昔から「グループ学習」としてグループで話し合って、結論をまとめて発表するなんてことは普通にやられていたことです。

 なんで今「アクティブラーニング」が大きく取り上げられているのか?


 新井さんの指摘されている点は「必ずしも正しい答えに行き着かない。というか別に正しくなくてもいいのがアクティブラーニングである」という点。


「そんなあほな」

と思いはるかもしれませんが、例えば「この計算の答えは話し合った結果○○とします」なんてことも起こりえるわけです。もちろんそれは題材が不適切ではあるのですが、世の中にはそんなことはいっぱいあります。


 例えば、研修でもワークショップ型研修はよく取り上げられます。これはアクティブラーニングに似たところがあります。

 しかし、その前提として、参加者全員にある程度「知識・技術がある程度あり、判断する力がある」ことが前提になっています。
 それとファシリテータの「良いファシリテーション」

 私たちグループも今年の特殊教育学会ではワークショップ型研修についての報告をしました。


 これにしても、それまでに、私は「新任研修」を担当し、またソワサポートの浅原さんが月1回程度の「知識・技術」の研修を続けて来て、その後にワークショップ形式でやってうまくいった、ということなわけです。



 また私がやっている相談支援専門員の仕事。

 「連携が大事」と言われ、また学校園や事業所やその他の機関の専門性を大事にし、支援会議や担当者会では相談支援専門員は司会をするだけで、それぞれのところの専門性に任せるように、ということも言われます。

 しかし・・・自閉症の人に対して「自閉症の人とは見ません。人間と見ます(と言いつつ、音声言語で説教しまくっている)」とか「『○○君、がまん』と自分で言っているので『がまん』という言葉はわかっています」とか言っているような人たちばかりの中で、相手の言うことを「それはいい意見ですね」と褒めているだけで、自閉症の方のQOLが上がるのでしょうか?

 私の仕事ではないはずなのだけど、「毎日、『爪を切ってくれ』と言って来て困っている」というご家庭に、巻物カレンダーと下の絵を巻物カレンダーに貼るサイズにパウチラミネータしたものを4枚ほどお渡しし、

「巻物カレンダーに2週間ごとにこのカードを貼って、その日に爪を切ることを伝えてあげて下さい」

とお伝えしたら、それまでどこの機関も「困りましたねえ」あるいは「無言で傾聴(?)」だけしていたのが、いっさい問題なくなったり・・・

つめきりの絵

スクリーンショット 2018-10-09 18.36.47.png

巻物カレンダー

スクリーンショット 2018-02-04 23.04.22.png

 基本的な「知識・技術」がまだ普及していないところで、「話し合い」だけで解決しようとするのは、ものすごく危険です。

 私の教師時代の尊敬する先輩が「教え込むことを恐れるな」と言ってはった(そして、この先生は、子どもたちにすごく考えさせる先生でした)のを思い出します。

posted by kingstone at 18:48| Comment(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日のつぶやき
















































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日

映画「日日是好日」 樹木希林・黒木華・多部未華子出演




 神戸シネリーブルで「先行上映」をやっていました。

 14時10分からの回。
 大劇場(?)だったので4部の入りくらいですが、200名以上は来られてたような。

 樹木希林さん、この時は演技ではお元気な様子ですが、休憩中はへばってはったのかな・・・

 すんげえ淡々と進んでいく感じ。
 これ外国で売れるかなあ・・・無理かな・・・売れたらいいと思うけど。

「日日是好日」って「にちにちこれこうじつ」って読ませてますね。

 Wikipedia を見ると
日本語の禅語としては「にちにちこれこうにち」と読むのが正しいとされるが、「にちにちこれこうじつ」とする例もある。
日常的な表現としては「ひびこれこうじつ 」とも読み、その読みで作品名などになっている例もあるが、同様に「ひびこれこうにち」、「ひびこれよきひ」とする例もある。

 ってことですが、私「ひびぜこうび」と読んでた・・・

 多部未華子さん、私はこのCMで初めて「こんな女優さんいるんだな」と認識しましたが、もう10年たったんですね。


posted by kingstone at 21:51| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AI VS. 教科書が読めない子どもたち 新井紀子著



読書メモです。

AI VS. 教科書が読めない子どもたち 新井紀子著


AI とは artificial intelligence の略。

作る(できる?)方法

1)人間の知能の原理を数学的に解明して、それを工学的に再現する
2)あれこれ工学的に試したら、ある日「おやっ!いつの間にか人工知能ができちゃった」

1)は研究者は内心「無理」と思っている。
2)の例としては「空を飛ぶ飛行機」などの例が挙がるが、できる可能性は低い

今、ディープラーニングなどで注目されている「AI」というものは、あるところに特化した(例えば「碁」、例えば「将棋」)「AI技術」に過ぎない。(下位項目、要素、みたいな意味だろうな)

著者は、本家のAIのことを「真の意味でのAI」と呼ぶ

シンギュラリティ(singularity)は「technological singularity」と呼ばれ、「真の意味でのAI」が自律的に、人間の力をまったく借りずに、自分自身よりも能力の高い「真の意味でのAI」を作り出すことができるようになった地点のことをいい、それは来ない。

1956 ダートマスでのワークショップで初めて AI という言葉が使われた。
1964 ELIZA(対話システム)
1980年代 第2次AIブーム(エキスパートシステム。しかし必要な知識の記述が困難という壁に)
1990年代半ば 検索エンジン    
1997 チェスでディープブルーがカスパロフに勝ち越した
2000年代 インターネットの普及
2010年代半ば 第3次AIブーム(ビッグデータ利用・機械学習に再脚光)

2011 東ロボ君プロジェクト開始
2013 偏差値45
2016 偏差値57.1
国公立大学172校中23大学30学部53学科で合格率80%
私立大学584校中512大学1343学部2993学科で合格率80%
MARACH、関関同立含む
(でも東大は無理)

2016 囲碁で AlphaGo がイセドル九段に勝ち越した
2017 将棋でポナンザが佐藤天彦名人に勝ち越した

2017年 著者がTEDに出た時、ジョセフ・レドモンが YOLO を発表した。

しかし、ハイライトはキャシー・オニール

ウォール街でデータ・サイエンティストとして活躍していたが、リーマンショックの後、ビッグデータ上のデータ・サイエンスの「欺瞞と危険性」と戦うNPOを起ち上げた。


しかし、AI が人間の仕事を奪う時期は早くくるだろう。

The Future of Employment (2013)
なくならない仕事のトップは上の表では1位が「小学校教師」になっていますが、「AI VS. ・・・」では「レクリエーション療法士」になってます。

2位 整備・設置・修理の第一線監督者
3位 危機管理責任者
4位 メンタルヘルス・薬物関連ソーシャルワーカー
5位 聴覚訓練士
6位 作業療法士
7位 歯科矯正士、歯科技工士
8位 医療ソーシャルワーカー
9位 口腔外科医
10位 消防・防災の第一線監督者
11位 栄養士
12位 宿泊施設の支配人
13位 振り付け師
14位 セールスエンジニア
15位 内科医・外科医
16位 教育コーディネータ
17位 心理学者
18位 警察・刑事の第一線監督者
19位 歯科医
20位 小学校教師(特別支援教育を除く)
21位 医学者(疫学者を除く)
22位 小中学校の教育管理者

?特別支援教育はどういう意味で抜かれているんだろう?
AI で代替できるってこと?

この中の「なくならない仕事」

1. Recreational Therapists
2. First-Line Supervisors of Mechanics, Installers, and Repairers
3. Emergency Management Directors
4. Mental Health and Substance Abuse Social Workers
5. Audiologists
6. Occupational Therapists
7. Orthotists and Prosthetists
8. Healthcare Social Workers
9. Oral and Maxillofacial Surgeons
10. First-Line Supervisors of Fire Fighting and Prevention Workers
11. Dietitians and Nutritionists
12. Lodging Managers
13. Choreographers
14. Sales Engineers
15. Physicians and Surgeons
16. Instructional Coordinators
17. Psychologists, All Other
18. First-Line Supervisors of Police and Detectives
19. Dentists, General
20. Elementary School Teachers, Except Special Education
21. Medical Scientists, Except Epidemiologists
22. Education Administrators, Elementary and Secondary School


基本的なこと
数学が獲得してきたもの

論理
確率
統計

コンピュータは計算機である。
数式で表すことのできるものは計算できる。
しかし意味は理解できない。

Siri やスマートスピーカーが意味を理解して答えているように思えるのは「中の人」ががんばって「こうくれば、こう返す」例を作っているから。
基本、「教師あり学習」であり、その「教師データ」を作る人材が不足している。


著者はこの研究を通じて子ども達の「読解力」が低いことを発見。
「教科書が読めていない、理解できていない」

(しかし、これは「今」に始まったことではなく、昔からだと思うな。)

そして東大に受かるような子は読解力がある。
また有名私立中高一貫校などは、12歳でそういう子を選抜している。
このあたりの能力は東ロボ君も苦手なところ。

読解力を正しく測定するために著者はRST(Reading Skill Test )を開発した。

・係り受け
・照応
・同義文判定
・推論
・イメージ同定
・具体例同定(辞書)
・具体例同定(数学)

そしてこのテストを受けてもらってわかったことのうち4つだけ上げると

・読解能力値と進学できる高校の偏差値との相関は極めて高い
・読解能力値と仮定の経済状況には負の相関がある
・通塾の有無と読解能力値は無関係
・読書の好き嫌い、科目の得意不得意、1日のスマートフォンの利用時間や学習時間などの自己申告結果と基礎的読解力には相関は無い

もちろん「偏差値の高い高校に入れれば読解力が上がる」という話ではなく、「読解力の高い子が偏差値の高い高校に入れる」ということであるのでしょう。塾に入れて読解力を上げれば偏差値の高い高校に入れる、というわけのもんでもなさそうだ、ということがこれらの結果からもわかります。

では、読解力は「生まれつき」あるいは「経済的」なものであってどうしようもないのか、とか思ってしまいそうですが、そうでもなさそうです。

埼玉県戸田市では2016年以降、小学校6年生から中学3年生まで全員がRSTを受検した。
そして、教師もRSTを受検し、どこを理解するのが難しいのか実体験もした。
その上で教師が集まってRSTの問題を新たに作り、授業の検討をしたりするようになった。
教師に「たいへんでしょう」と尋ねると「いえ、楽しいです」との答えが返ってきた。
すると埼玉県が独自に行っている「埼玉県学力学習状況調査」をしたところ、戸田市はいつも中位だったのが、中学校は1位、小学校は2位になってしまった・・・

これ、なんとなくわかります。

今まで「教科書を教える」になっていたのが、教師が「いったい何を教えないといけないか」を考え「教科書で教える」に変わったのじゃなかろうか。

教科書に児童・生徒を合わそうとしていたのが、教える内容を児童・生徒に合わそうという姿勢になったのじゃないか、と思います。

これが根本的に大事なことじゃないかな。特別支援教育でも。目の前の子どもに合わせていく・・・

著者の意見

絶対にAIに代替できない仕事の多くは、女性が担っている(そして対価があまり支払われていない)仕事。介護、子育てetc.
また教師データ作成も。


ショールーミング現象(例。本屋でさっと立ち読みしてアマゾンで購入するような現象。これをやられると本屋やショールーム機能をもったところはやっていけなくなる。例トイザらス破綻)

「一物一価」
「情報の非対称性」
「需要と供給」

現在「一物一価」になるスピードがめちゃ速くなり、「情報の非対称性」が少なくなり、どんどん安くなる。

それに対抗するには(著者の意見)

ストーリー・・・(よく言われるのだけどなあ・・・まあ、個人とかフリーランスが安売り競争に参入したら惨敗必至ではあるよな・・・)



posted by kingstone at 20:12| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする