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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
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2018年10月23日

2018年10月22日のつぶやき


















































































































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2018年10月22日

雑草はなぜそこに生えているのか 稲垣栄洋著




雑草はなぜそこに生えているのか 稲垣栄洋著

雑草魂と言われ、また「雑草は踏まれても踏まれても立ち上がり生きていく」と言われる。
果たして、雑草は強い、のか?


雑草の特徴→弱い(競争に弱い)

・光を求める競争(上へ伸びる、枝を広げる etc.)
・地面の下で水や栄養を求める競争

弱いから森の中で生えることができない。そこで

・道ばた
・畑

など、人間が開いた特殊な環境で基本的に「戦わない」戦略をとる
(というか、そういう戦略に適した種が生き残った)

イギリスの生態学者、ジョン・フィリップ・グライム(1935〜)による植物の成功する要素
「C-S-R 三角形理論」

Cタイプ(Competitive、競合型)他の植物との競争に強い

Sタイプ(Steress tolerance、ストレス耐性型)乾燥、日照不足、低温などのストレスに強い
サボテン・高山植物 etc.

Rタイプ(Ruderal、攪乱依存型)環境がかき乱されるのに強い。臨機応変に変化を乗りこえる。


雑草を無くす方法。

雑草をとらない。→雑草がはびこる→灌木などが生え、藪になる→森になる→雑草が生えられなくなる
(もちろん、畑や庭の雑草を無くす方法としては現実的ではない)

「一次遷移」火山の噴火後など何もない状態からスタート。
「二次遷移」山火事や洪水で植物が無くなった状態からスタート。
      ビルが無くなった空き地などもこの状態。

植物の発芽に必要な三要素。「水、酸素、温度」

しかし雑草はこの条件が揃っても発芽しないことがある。「休眠」をする。他の植物が発芽したのをやりすごしよりチャンスをうかがう(って、別に意志をもってうかがってるわけじゃないけど)

野菜や花などの栽培植物 種を巻くと同じ時に一斉に芽吹く。そうでないと人間が困るから、そういうのを作物として選んで育ててきた。

雑草 そろわない。(そろうと同時期に悪条件で壊滅的打撃をこうむる危険がある)「不斉一発生」

例 オナモミ(ヒッツキムシ)の実の中には長さの異なった種子が入っていて、長いのは早く、短いのは遅く発芽する。

生物には本来多様性がある。お米や野菜の均一性は人間の努力の結果であり、すごいこと。

1840年代 アイルランドのジャガイモ飢饉。たった1つの品種であったから。
(漫画「銀の匙」を見てたら、西川君がとてもたくさんの品種を知っている。あんなのがいろいろ植えられていたら、ジャガイモ飢饉は起こらなかったのだろうか?)

形質が変わっていく理由による違い

「遺伝的変異」遺伝で決まる
「表現的可塑性」環境によって変化する

雑草はどちらの力も大きい。もともと形質がバラバラな上に、環境に応じて変化する力も大きい
「集団内の多様性」同じ学校の中に色々な生徒がいる
「集団間の多様性」うちの学校とあそこの学校は校風が違う

雑草の変異はよく起こる

シロツメクサ 青酸(毒)を作るタイプと作らないタイプがある
ヨーロッパの北は作らないタイプが分布し、南には作るタイプが分布している
南にはシロツメクサを食べるカタツムリがいるため
(毒を出してやろう、としたわけじゃなく、たまたま毒のあるものが生き残った、というわけ。じゃあ北は?青酸を作るのは少し負担があり、作らない方が楽なのでそちらが増えたのかな?)


ハーバード・G・ベーカー(1920〜2001)
「理想的な雑草の条件」(論文「雑草の進化(The evolution of weeds)」の中で)

12項目のうち
1.不良環境下でも幾らかの種子を生産することができる
2.好適環境下においては種子を多産する

 雑草はこの「子孫を残す」という一点でぶれない。後の点はどうでもいいと言うか、環境に合わせて変化しまくり。



「人間はそれぞれ守るべき原則をひとつかふたつ持てばそれでいい。他のことはさっさと妥協してしまえ」

臨済

随処作主立処皆真(随所に主となれば、りっしょみな真なり)」と同じだなと書いてはる。臨済の言葉は「思う通り生きる」みたいに見えるけど、自分はありつつ環境に合わせんだろう。



虫媒花(虫が同種ではあるが他の花の花粉をつけてくれることで受精)
風媒花(風で飛んで来た花粉で受精)

虫媒花は一見「虫と植物が協力し合っている」ように見えるが、それぞれが利己的にやっているだけ。それが「協力」と見える。(ひょっとしたら、人間も「利己的に動く」ことが「協力」になるのかも)

虫媒花は基本的に両性(おしべ、めしべ)があり、「他殖(自分以外のものと生殖する)」と呼ばれる。

生物には「自殖」するものもある。
ただし、「自殖」の場合は「潜性」遺伝によって隠れていた不利な条件が表に現れたり、多様性が少なくなるなどの問題がある。「他殖」のほうが多様になる。
雑草も基本的には「他殖」だが、いざ受精できないとなったら「自殖」する場合もある。


遺伝学では100年以上にわたり、遺伝子の2つの型のうち特徴が現れやすい遺伝子を優性、現れにくい遺伝子を劣性と呼んでいた。今後は優性を「顕性」、劣性を「潜性(せんせい)」とする。


セイタカアワダチソウの盛衰

 日本に入ってきた時、北アメリカでは競争する植物や天敵がいて、猛威はふるっていなかった。しかし日本に入ってきた時に、セイタカアワダチソウの根の出す毒物に対抗できる植物もなく、天敵もいなかった。そこで大繁殖をした。
 しかし、大繁殖しすぎて、自らの毒が自らを弱めた。また対抗する植物や天敵も出始めた。そのため一時の猛威は無くなった。


「雑草は踏まれても踏まれても立ち上がる」は間違い。

踏まれると立ち上がるなどの余計なことはせず、倒れたままで花をつけ、種子を作る。
「雑草は踏まれたら立ち上がらない」


ナンバー1かオンリー1か。

「ガウゼの法則」

「種」として見た場合、同じ環境で競争した場合、「1位しか勝ち残れない」
ゾウリムシとヒメゾウリムシを1つの水槽で飼うと最終的に1種類しか残らない。

しかし「1種類の生物しか生き残れない」ということではなく「棲み分け」ができる。
ゾウリムシとミドリゾウリムシを1つの水槽で飼うと、ゾウリムシは上の方の大腸菌を食べ、ミドリゾウリムシは下の方の酵母菌を食べ「棲み分け」ることができる。

暮らす環境が異なれば共存できる。
このナンバー1になれるオンリー1の場所を「ニッチ」と言う。
(「隙間」というのとはちょっとイメージが違うのか・・・もともとは寺院で装飾品を飾るための壁面の窪みのこと)



 なんか多様性の大事さをしみじみと感じる本でした。




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2018年10月21日のつぶやき






























































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2018年10月21日

買い物活動を始めたお子さんが10の合成(?)ができ始めた



 以前からこちらで「買い物活動」を始めたことを報告していた、お子さん。

 今までの報告。





「買い物活動を始めて約3か月後の、あるお子さんの変化」の時に、もう親御さんは、スーパーに車で送るだけで、ご本人がひとりで買い物をし、すべて終わって車まで帰って来る、ということは報告しました。

 先日、こんなことがあったそう。

 お金を貯めておくところに40円入っていたそう。

 お子さんが、その日の家事活動をして70円稼いだので、親御さんが手のひらに70円を乗せて渡そうとしました。

 するとお子さんは30円とって手に持ち親御さんの手に握らせました。

 親御さんは一瞬なにごとかわからなくて???となったそう。

 お子さんは「りょうがえ」と言いました。

 親御さんは、まだ気づかず「何言うとん。足らへんし・・・」と言いながら、渡そうとするとお子さんは「りょうがえ!りょうがえ!」

 親御さんが自分のてのひらを見ると「100円ある!」

 で、もちろん両替してあげました。


 また、最近は買い物をするために店の表示からいろいろな情報を知るために、一生懸命漢字を読み取ろうとしてはるそうです。


 この話、どんなお子さんが、という情報が無いので、すごさが伝わりにくいと思います。

 もちろん、今までの「学校の勉強」も役立っているのかもしれません。しかし少なくとも、それらがお子さんにとってばらばらのものだったのが、「(本当の自分のための)買い物活動」によって統合されて来たのは確かでしょう。

 ひょっとしたら、「(本当の自分のための)買い物活動」をしなかったら、それは起こらなかったことかもしれません・・・









2018年10月20日のつぶやき


































































































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