「英語基礎カード」を試作してみました。
こんなのです。
なぜ作ったか
例えば「電話で話を聞く」「メモをとる」というのが同時にできない人がいます。
一度に2つのことができないわけです。
「書く」ことに意識を取られると「単語を並べる」ことができなかったり、「単語を並べよう」と思ったら「書く」ことができない人もいます。 できるだけ負担をかけずに意味をわかってもらい、「ねらったことをわかってもらう」ために作りました。
単語カードについて
・単語用カードの大きさ 縦2.5cm × 幅4.5cm
・最初、MSPゴシックで作ったが、何か読みにくい。
そこでMSP明朝にした。
・英単語だけのものと、英単語にカタカナで読みを入れたものとを作った。
絵カードについて
・絵カードの大きさ 縦3.5cm×幅7cm
・絵カードでなく、ぬいぐるみとか、プラスチックの「リンゴ」とかのほうがいい場合も。
・持ちやすいように、ラミネートではなく、 段ボールに貼り、はさみで切り抜きました。
(カッターで切ると、切り口を処理しないと皮膚が切れます。
ハサミで切ると、いい具合につぶれてくれます)
・「.」(ピリオド)も作っています。読み仮名はつけなかった。
使い方
@「 This is apple. 」 と 「 That is cat. 」
という文を作っておいて、「a」「an」を適切に入れてもらう。
Aリンゴの絵をそばに置き、
ネコの絵を離れたところに置き、
どんな文を作ったらいいか考えてカードを並べてもらう
B文を読みながら、それぞれの絵を指差す。
その他いろいろな使い方、応用ができると思います。
目の前のお子さんに合わせて改変してご利用されたら、と思います。
下にファイルを置きましたが、ダウンロードは自己責任で。
何か不具合が起こっても、私は何も責任はとれませんので。
追記。 いろいろなアイデアを頂きました。
・名詞のカードの裏は複数形
・ってことは絵カードの裏は2個とか2匹とか
・「a」「an」の裏は「two」
・上の場合は必要ないかもですが、動詞の裏は過去形だったりもいいかも。
まだまだいろいろ工夫ができそうです。
しかし市販品があると嬉しいけどなあ・・・