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 あくまでも、私個人の意見です。

2017年06月10日

通帳は4つに分けなさい 亀田潤一郎著





通帳は4つに分けなさい 亀田潤一郎著

2010年に出版されています。

著者は

「通帳を4つ作りなさい」

と言うわけですが、

「今時、そんなん無理やん」

とまず思いました。もう口座を作る時、登記前は作らせてくれないし、いろいろ書類はいるし・・・たぶん犯罪に使われる架空口座を防ぐためですね。

 でも、それは私の頭の固さゆえにわからなかっただけ。
 そうか、4つの銀行に口座を開設すればできちゃうんだ。
 まあ、それも結構めんどうなので、口座は2つくらいにして、他の口座は「頭の中」あるいは「紙の上」に作っていけばいいのかな。

 著者が主張する4つの通帳とは

1.売り上げ収入口座
2.運転資金口座
3.納税緊急口座
4.将来投資口座

の4つです。

 1−2=が粗利、現金利益かな。
 で現金利益が出たら50%は3の納税緊急口座に入れるようにと。

確かに、うかっとしてると納税のお金が足りなくなったり、また思ってもみない緊急の出費ってやつは、実は緊急という主観なのに、客観的にはほぼ毎月出て来たりするんだろうな・・・

で、残りは4の将来投資講座入れなさい、と。

あと、できるだけ手ガネ(手元に置く現金)での支払いをせずすますようにと。
しかし、手ガネは無いと不便だよなあ・・・

現金商売の場合

毎日売り上げ収入口座に売り上げ代金を預け入れる。
1.営業終了後にレジ締めをすると共に、レジ金の現金実査を行い、売り上げ日報を作成する。
2.売り上げ代金の全額を毎日売り上げ収入口座に預け入れる。なお、売り上げ代金から経費などの支払いはしないようにする。
3.店舗などで使用する経費は、別に小口現金(または仮払い金)で処理する。

経費は運転資金口座から出してきたお金だな。
私がやろうとしている事業では、毎日の売り上げは無いのだけど、入ったらすぐにATMででも預け入れる手か。

あと著者は記帳も定期的にすることを勧めてはる。




教訓的なものとして、

「お金を使う節税より、納税した方がお金が残る」

ドンブリ勘定でもお金を残す極意(?)

1.キャッシュレス経営の徹底
   @経費前渡し型→仮払い精算方式
     スタッフに先に運転資金口座から○万円渡し、
     月末に精算。残ったお金を口座に戻し、
     翌月あらためて○万円渡す。
   A経費後払い型→立て替え精算方式
     その都度と、定期的とがあるが、
     簡便化のためには定期的がお勧め。
   ここではどうしても手ガネは発生するよな。

2.欲しいものには金のいとめはつけない
   本当に欲しい物にはね。
   で、それ以外はお金を出さない、と。

3.ウマい話は人にくれてやる
   本当にウマい話なら本人が黙ってやってる。

4.税金は喜んで払う
   実際、税金無いと困ると思うよなあ・・・
   もちろん無駄遣いされては嫌やけど。

5.売り上げ至上主義からの脱却
   もちろん収益は上げる。


後書きに、お父様がやはり企業を経営してはって、倒産してしまわれた方だということが書いてありました。そしてどうしてもお父さんにこの本を読んでもらいたくて、またその感想次第では出版しない、ということも考えられていたそう。で、読んでもらったら

3日後、父から一本の電話がありました。普段から言葉少ない父は、電話の向こうで噛みしめるように朴訥とこの本の感想を伝えてくれました。
「本、読んだよ。とても素晴らしかった。よくぞ、こんな本を書きあげてくれたね。この本をもっと前に読んでいたら、会社を潰さずに済んだかもしれない。あのころはお金のことなんか考えずに、遮二無二日々を過ごしていたからね。だから、きっと潰してしまったんだろうね。……正直いえば会社を潰して以来、自分がなぜ生きているのか情けない気持ちがどこかにあったんだ」
 はじめて聴く父の本音に、私は言葉を失いました。しかし、続けてこう言ったのです。「だけど、この本を読んだら、もう一度起業したくなったよ」

 私の父も小さな会社を経営していて、会社がかなりやばい状態の時に、健康も害して亡くなったのですが、ほんま起業するってたいへんやと思います。そやけど、お父上が「もう一度起業したくなった」というのは何よりのほめ言葉やったやろな。 



posted by kingstone at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする