「大学に限らず、日本のラグビー界の問題点は、高校の段階から勉強を諦めてしまうことです。強豪校でラグビー選手になるためには、なかなかきちんとした勉強の時間が取れない。それなのに、ラグビーでもしっかりしたコーチングが受けられないので、結局は何も残らなくなってしまいます」
部員の数が多いことも、適切なコーチングを受けられない理由になっている。
「日本のトップレベルの大学にはラグビー部員が100人から150人程度いますよね。実際にラグビーで生きていけるのはその中の20人程度にしか過ぎません。残りの多くの部員は勉強をしっかりとするべきです。そして、残りの時間をラグビーに費やせばいい」
そうなると、ラグビー部を運営するにあたって、適正な人数というものが重要になってくる。
「エリートのグループでも、最大で40人が限界でしょう。仮に部員が140人いるとしたら、他の100人についてはフィットネスのトレーニングに取り組み、ラグビーを楽しみ、勉強もするというスタイルに変えた方がいいのではないでしょうか。部員数が多すぎては、満足に練習も出来ません」
これは耳が痛い・・・
高校の強豪校で100人前後部員のいるところも多いかも。
大学だってそんなもんかな。
って、まあ、私も「部活命」「勉強は諦めてます」という高校生がいたっていいとは思っているのだけど・・・
まあ、でも、そうであればなおさら部活でも「いいコーチング」が受けられないといけないわな。
「エリートのグループでも、最大40人」
なるほどなあ。
多けりゃたくさんの人に指導を届けられるというもんではないもんなあ・・・
う〜〜ん、う〜〜ん。