「シン・ゴジラ」を見て来ました。
実は私はたくさんある旧作をちゃんと見たことがありません。
でもネット、特にTogetterでのまとめの盛り上がりを見てて、見たくなりました。
お盆で妻と行くので、妻にとっては面白くないかな、とも思いながら・・・
昨晩、ネットで朝一番の上映を予約したら、まだ誰もチケット購入してませんでした。
おいおい、こちらの地方では盛り上がってないのか・・・
なお、私が予約したのは、前から5列目、中央。
やっぱり予約で取れるなら、画面が視界いっぱいに広がるほうがいいし。
しかし、始まっても、私より前(つまり4列目まで)に座ってる人は一人も無し・・・
でもエンドロールが終わって振り返ったら、6列目以降の真ん中の塊はほぼ満席でした。
なんかほっとした・・・
感想は「面白かった」
なお、妻も面白かったそうです。
セリフもいろいろ印象的なのがあったけど、この中を読んで思い出して・・・
対応に窮して、様々な役所等からいろんな人物(後でセリフ引用)が集められ、「巨大不明生物特設災害対策本部」が発足する時、その立ち上げ時にメンバーに告げられたこと。
「人事査定には影響しない」
これは
「手柄を立てたって昇進に考慮されるわけじゃない」
のと
「失敗しても降格されるわけじゃない」
の両方の意味があるよな。
なお、昔、知的障害養護学校に勤務していた頃、現場実習(教育実習ではなかった)に来た学生さんの待合室に行って、自閉症児託児活動のボランティア募集をしたことがあります。
その時
「採用試験に有利なんてことは一切ない」
「kingstoneの名前を出せば却って不利になる」
と説明しました。
それでも何名か来て下さいました。
嬉しかったな。
「巨大不明生物特設災害対策本部」が発足する時、その立ち上げ時にメンバーに告げられたこと。
「そもそも出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間の集まりだ。気にせず好きにやってくれ」
これは、私自身がそうだったからね。(過去形じゃないけど)
このエントリの最後の方に、異動先に「うさんくさいやつが来る」という噂が広がっていたことが書かれています。
「うさんくさい」はひどい言い方だとは思いますけど、私自身が「変わっている」ことについてはちゃんと自覚していましたし、別に「変わってるね」と言われても「そうやねん」と言うだけですけどね。
追記
映画の中で、特に会議などのシーン、
早口で聞き取れないところがたくさんありました。
私の難聴のせいかと思ってたら、耳のいい妻も
「聞き取れないところがたくさんあった」とのこと。
パンフを見たら(あっ、今思い出した。ネットの、
プロデューサーへのインタビュー記事だった!)
3時間分の台本を2時間の尺にする必要があるね、
と庵野総監督に言ったら
「早口でしゃべらせます」
と言ったってことです。
これが、まあ、
「それぞれの道の達人が意見を超早口で言う」
ことで会議がぶん回る様子が見られたという
効果を発揮したのでは、とTwitterでご意見が
ありました。