おはようございます。
天気予報は曇時々晴 。
予想最高気温は31℃。
30℃、超えるか・・・
・ 第二百五段
比叡山に、大師勸請の起請文といふ事は、慈惠(じえ)僧正 書きはじめ給ひけるなり。起請文といふ事、法曹にはその沙汰なし。古の聖代、すべて起請文につきて行はるゝ政はなきを、近代、このこと流布したるなり。
また法令には、水火に穢れをたてず、入物にはけがれあるべし。
起請文(きしょうもん)は、日本でかつて作成されていた、人が契約を交わす際、それを破らないことを神仏に誓う文書である。
「起請文」という言葉は、私は落語の「三枚起請」で覚えた。
この段は、「起請文を作るような政治はなかったのに、最近広まってきた」ということだよね。違反に対する罰則がリアルなものはなくて、「天罰を受けるぞ」みたいに脅すだけのものなのかな?