※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年07月21日

7月21日(木曜日) 萬(よろず)の事は頼むべからず(徒然草)



 こんばんは。



・ 第二百十一段

 萬(よろず)の事は頼むべからず。愚かなる人は、深くものを頼むゆゑに、うらみ怒ることあり。

 勢(いきお)ひありとて頼むべからず。こはき者まづ滅ぶ。財多しとて頼むべからず。時の間に失ひやすし。才ありとて頼むべからず。孔子も時に遇はず。徳ありとて頼むべからず。顔囘も不幸なりき。君の寵をも頼むべからず。誅をうくる事速かなり。奴したがへりとて頼むべからず。そむき走ることあり。人の志をも頼むべからず。必ず變ず。約をも頼むべからず。信(まこと)あることすくなし。

 身をも人をも頼まざれば、是(ぜ)なる時はよろこび、非なる時はうらみず。左右 廣ければさはらず。前後遠ければふさがらず。せばき時はひしげくだく。心を用ゐること少しきにしてきびしき時は、物に逆(さか)ひ、爭ひてやぶる。寛(ゆる)くして柔かなるときは、一毛も損ぜず。

 人は天地の靈なり。天地はかぎるところなし。人の性 何ぞ異ならん。寛大にして窮らざるときは、喜怒これにさはらずして、物のためにわづらはず。


 おお、なんかこういうの好きだなあ。
 何かを「あてにする」「たよりにする」ってのをやめよ、と。
 で、「頼むべからず」が繰り返し出てくるのがリズムいいや。

 で「是(ぜ)なる時はよろこび、非なる時はうらみず」これ、大事やな。

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2016年07月20日のつぶやき






















































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2016年07月20日

7月20日(水曜日) 喚子鳥なくとき招魂の法をば行ふ(徒然草)



 おはようございます。

 天気予報は晴れ後曇り。
 予想最高気温は32℃。
 朝はなんか涼しいなあ。



・ 第二百十段

 「喚子鳥(よぶこどり)は春のものなり」と許(ばか)りいひて、いかなる鳥ともさだかに記せる物なし。ある眞言書の中に、喚子鳥なくとき招魂の法をば行ふ次第あり。これは鵺(ぬえ)なり。萬葉集の長歌に、「霞たつ永き春日の」など續けたり。鵺鳥も喚子鳥の事樣に通ひて聞ゆ。


 「「喚子鳥(よぶこどり)」について「招魂」(死んだ人の魂を呼び出すのかな?)を軸にあれこれ考察(原典はどこかな、などと)している。

 「科学」とは言えなくても「原典は何か」はあたろうとしてるんだ。



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2016年07月19日のつぶやき


























































































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