おはようございます。
天気予報は曇り時々雨。
あれ?そんなに天気、悪かったっけ?
予想最高気温は25℃。
いくぶん昨日より涼しいか。
・ 第百五十九段
「みなむすびといふは、絲をむすびかさねたるが、蜷(みな)といふ貝に似たればいふ」と或やんごとなき人、仰せられき。「にな」といふは誤りなり。
ニナ(貝)の古名。〈和名抄〉
面白い。吉田兼好さんは「『にな』といふは誤りなり」と書いてるけど、goo辞書では現代では「ニナ」と呼び、「みな」が古名だと書いてある。つまり兼好法師の生きていた時代に丁度勢力争い(音韻変化)があり、ついに800年たった現代では「ニナ」が勝っちゃった、ということなんだろうな。
もずらいとさんからコメントがつきました。
日本史で学んだ「任那」が「任」なのに「みまな」というのも「に」と「み」の交換があったからです。驚くことに、平安ころまで、日本人は「ん」の発音ができず、「信濃」は「しなの」、「三線」は「さみせん(しゃみせん)」と「ナ行」や「マ行」がついてしまいました。
もずらいとさん、どうもです。
>驚くことに、平安ころまで、日本人は「ん」の発音ができず、
昔の発音が、現在の研究でわかるってすごいことですよね。
で、それには中国語の発音の研究なども必要になってくると。