私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年05月15日

映画「64」 佐藤浩市主演





 前編を観て来ました。

 映画を観て読みたくなり、妻が原作を持ってるというので家の中を探しましたが、下巻しかない・・・

 しかし一番考えさせられたシーンは下巻にありました。


 主人公三上は県警広報官。記者クラブとの対応が仕事だけれど、いま関係はまずくなっている。
 ある日、部下の係長が記者クラブの人たちと飲みに行っているところに電話をすると、若い女性部員の三雲もいると言う。
 実は三上は以前、その「若い女性」としての三雲を記者クラブの人たちに対応させ、ということが頭をよぎり、それについてはいかんいかんと自分を押さえた経緯がある。そして今回も「すぐ帰れと」指示を出したのだけど・・・なお映画では直接その飲み会の現場まで行ってます。原作では電話をしている設定。

 三上は目を見開いた。
「校い……?・」
〈あの部屋にいれば広報官が今どれだけ大変かわかります。綺麗事では済まないことも、手を汚さなければならないことも、広報官が悩みながらそうしていることも、無理やり自分に言い聞かせていることもわかります。係長と主任に汚れ仕事を指示するのだって、本当は言いたくないのに言っている。言った自分を嫌悪している。そんなこともみんなわかるんです。でも〉

 張り詰めた声が震えた。
〈私を身代わりにしないで下さい。私だけ汚さないようにして、私に綺麗なところを全部押しつけて、まだ自分にも汚れてない気持ちがあるって校いです。身代わりは嫌です。辛いんです。私も外に向かって警察の窓を開きたいんです〉

 なるほど。
「綺麗なところを全部押しつけて」
か・・・で自己満足してると・・・

 う〜〜ん、我が身を振り返って、そういう点も・・・

 また三雲が「女性差別です」という場面もあったかな。
 まあ原作者の横山秀夫さんが男性だから、女性が読んだら、まだツッコミどころがあるのかもしれないし、私なんかほんと無意識のうちにやってることいっぱいあるだろうけどね。


 あっ、それとね。
 64の事件の失敗で自責感から14年間引きこもってしまった科学捜査担当の当時の若手に対し「君は悪くない」という手紙を送ったシーンがある。
 上の話と矛盾するかもしれないけど、上の立場の者は下の立場の者に、トラブルがあった時、「君は悪くない」は伝えないといけないだろうなあ、と思う。



ラベル:映画
posted by kingstone at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

君はどこにでも行ける 堀江貴文著





 面白かったです。

 で、題名通り堀江さんは、現代のグローバル化した世界の中で

「君はどこにでも行ける」

と主張してはるわけですが、同時に

「行かなくてもいい」

「どっちでもいい」

ということを書いてはる。そこは間違えないほうがいいよね。

ヤマザキマリさんとの「後書き対談」(実はこれはネットで読めます。私のメモは下にリンクを貼ります)でも自分の発言が「よく炎上する」ことを言ってはるけど、堀江さんの全体の意見を理解せずに片言隻句で炎上してること多い感じするもんな。

私も堀江さんの著書やYouTube動画を見て、全部が全部じゃないけど、すごく「なるほど」と思わされることも多いです。


第1章 日本はいまどれくらい「安く」なってしまったのか

「20代の地方在住の社会人女子の生活水準は、いまはタイ・バンコクの同年代の女性と大差ないだろう」

「日本人のほとんどは、世界でもトップクラスの豊かな生活を享受できていると、まだ思いこんでいる。実質の経済レベルは、いまやアジアの中堅かやや下の国と、同じレベルになりつつあるという認識がない。」

 なるほど。
 私も思い込んでいた。
 で、これは先進国に共通する経過であり、またそれにより右傾化するのも共通だと。
 しかし「おらが国が一番」「近所の国はダメな国」というような認識からは得られるものが無いということははっきり書いてはる。

 しかし「安く」なったことは悪いことではない、と。
 それこそ外国からの観光客を呼び込むチャンスであるし。

 また外国企業から日本企業が買収されることも悪いことではないと。
 バイアウトと考えればいい、それこそ日本の技術を買いたいということなのだから、と。
 そう考えればシャープが鴻海に出資してもらったのも「いいこと」と思えるな。


第2章〜3章は堀江さんが回った世界の国の現状

 なお、アフリカにすごく可能性を見てはって、インフラが現在整備されていないゆえに、最先端の知識・技術が入ってリープフロッグ現象(カエル跳び現象)が起ってるって。

 それからバングラデシュでマイクロクレジットを作りノーベル賞を受けたモハメド・ユヌスさんの取り組みについて

「システム自体は日本の消費者金融と変わらない」

ものの見事な喝破です。




第4章 それでも東京は世界最高レベルの都市である

 この中で、大阪や京都にも言及。

 大阪については教育に投資するのがいいのじゃないか、と。
 貧困の連鎖を断ちきるには教育がいい、と。
 ふむ「米百俵」の世界やな。

 京都は閉じてガラパゴス化したから、観光都市として価値が出た、と。
 そうか、グローバル時代にガラパゴス化することにも意味はあるんだ。




 でも、ほんと刺激をいっぱい受けるなあ。


 あっ、そうそう。
 堀江さんは家には(マンションにも)住まず、ホテル暮らしのノマド生活を送ってはります。
 それは「結婚も子育ても家も家具も、何もない生活」だからできることですね。
 で全ての時間を自分のために使える生活なわけだけど、たいていの人は、配偶者・子ども・家・家具などいろいろなものに縛られ、必然的にそれらに時間を使う必要がある生活をしていき、それで幸福感が得られるような生活のやり方を見つけないといけないのだろうな、とは思いました。


posted by kingstone at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月15日(日曜日) 年 五十になるまで上手に至らざらむ藝をば捨つべき(徒然草)



 おはようございます。

 天気予報は晴れ後曇り。
 予想最高気温は25℃。
 夏日っすね・・・



・ 第百五十一段

 ある人の曰く、年 五十(いそぢ)になるまで上手に至らざらむ藝をば捨つべきなり。勵み習ふべき行末もなし。老人のことをば、人もえ笑はず、衆に交はりたるも、あひなく、見苦し。大方、萬のしわざは止めて、暇あるこそ、目安く、あらまほしけれ。世俗の事にたづさはりて、生涯を暮すは下愚の人なり。ゆかしく覺えむことは、學び聞くとも、その趣を知りなば、覺束なからずして止むべし。もとより望む事なくしてやまんは、第一のことなり。


 う〜〜む。
 これは「足るを知る」みたいなことなのか・・・
 でも「もとより望む事なくしてやまんは、第一のことなり」って言うけど、望みがあってもいいよな。「こんなことしたい」「あんなこと知りたい」「そっちへ行ってみたい」とか。
 もちろん特に何を望むでもなく日々を過ごすのもいいだろうけど。

 で
「年 五十(いそぢ)になるまで上手に至らざらむ藝をば捨つべき」
いやあ、そんなことないよ、と言いたい。
そりゃ上手にはならないかもしれないし、相手の気を使わせて「笑ってもらえない」こともあるかもしれないけど・・・
 落語の「根問い」の世界かもしれないけど、それもまたよしじゃん。




posted by kingstone at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日のつぶやき






















































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする