※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年04月16日

4月16日(土曜日) 無益の事をなして時を移すを、愚かなる人とも、僻事する人ともいふべし(徒然草)



 おはようございます。
 今日は土曜デイに参加予定。
 天気予報は晴れ。
 予想最高気温は21℃。




・ 第百二十三段

 無益の事をなして時を移すを、愚かなる人とも、僻事する人ともいふべし。國の爲、君の爲に、止む事を得ずしてなすべき事多し。その餘りの暇、いくばくならず思ふべし。人の身に止む事を得ずして營む所、第一に食ふ物、第二に著る物、第三に居る所なり。人間の大事、この三つには過ぎず。飢ゑず、寒からず、風雨に冒されずして、しづかに過(すぐ)すを樂しみとす。但し人皆病あり。病に冒されぬれば、その愁へ忍び難し。醫療を忘るべからず。藥を加へて、四つの事、求め得ざるを貧しとす。この四つ、缺けざるを富めりとす。この四つの外を求め營むを、驕(おごり)とす。四つの事儉約ならば、誰の人か足らずとせん。


 衣・食・住・医(というか健康増進くらいの意味かな。今の医療とは違うだろうから)が大切というこっちゃね。

 しかしそれ以外は「愚かなる人とも、僻事する人ともいふべし」というのはどうなんだろう・・・
 まあ当時は本当に衣・食・住がたいへんだったろうし、それ以外のことに使う時間もお金も無かったとは思うのだけど・・・
 でもなあ、それ以外の「趣味」だってあったっていいよなあ・・・

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2016年04月15日のつぶやき










































































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2016年04月15日

4月15日(金曜日) 文明らかにして、聖の教へを知れる(徒然草)



 おはようございます。
 天気予報は晴れ。
 予想最高気温は19℃。
 きのうよりはすごく下がってるけど、まあ気温は高いわな。



・ 第百二十二段

 人の才能は、文明らかにして、聖の教へを知れるを第一とす。次には手かく事、旨とする事はなくとも、これを習ふべし。學問に便りあらむ爲なり。次に醫術を習ふべし。身を養ひ、人を助け、忠孝のつとめも、醫にあらずばあるべからず。次に弓射、馬に乘る事、六藝に出せり。必ずこれを窺ふべし。文・武・醫の道、まことに缺けてはあるべからず。これを學ばんをば、いたづらなる人といふべからず。次に、食は人の天なり。よく味ひをとゝのへ知れる人、大きなる徳とすべし。次に、細工、よろづの要多し。

 この外の事ども、多能は君子のはづるところなり。詩歌にたくみに、絲竹に妙なるは、幽玄の道、君臣これを重くすとはいへども、今の世には、これをもちて世を治むること、漸く愚かなるに似たり。金(こがね)はすぐれたれども、鐵(くろがね)の益多きに如かざるがごとし。

「明らかにして」ってのは「詳しく知っている」くらいの意味なのか。
 私自身は「そちら方面には暗くて(詳しくなくて)」という言い方はよくするけど、「明るい」は自分のことはもちろん、他人についても使った記憶が無いなあ。

 でも「彼は経済に明るいよ」とかいう用法は今もあるか。

「手かく事」って習字でしょ・・・これ、私、まったくできないな・・・

 文・武って書いてるから、兼好法師は西行みたいに武士だったのかな、と思ったら、そうじゃないみたいね。神職の家柄だったとのことだけど、それでも武が尊ばれていたのか・・・

「金はすぐれたれども、鐵の益多きに如かざるがごとし」
いや、そうは言っても・・・

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2016年04月14日のつぶやき








































































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2016年04月14日

4月14日(木曜日) 凡そ、珍しき鳥、怪しき獸、國に養はず(徒然草)



 おはようございます。
 昨夜はすごく音をたてて雨が降っていましたが・・・・

 天気予報は曇り時々晴れ。
 予想最高気温、23℃
 こりゃ暖かくなりそうや。



・ 第百二十一段

 養ひ飼ふものには馬・牛。繋ぎ苦しむるこそ痛ましけれど、なくて叶はぬ物なれば、如何はせむ。犬は、守り防ぐつとめ、人にも優りたれば、必ずあるべし。されど、家毎にあるものなれば、ことさらに求め飼はずともありなん。

 その外の鳥・獸、すべて用なきものなり。走る獸は檻にこめ、鎖をさされ、飛ぶ鳥は翼を切り、籠(こ)に入れられて、雲を戀ひ、野山を思ふ愁へ、やむ時なし。その思ひ我が身にあたりて忍び難くは、心あらん人、これを樂しまんや。生(しゃう)を苦しめて目を喜ばしむるは、桀・紂が心なり。王子猷が鳥を愛せし、林に樂しぶを見て逍遥の友としき。捕へ苦しめたるにあらず。

 「凡そ、珍しき鳥、怪しき獸、國に養はず」とこそ文にも侍るなれ。


 なるほど、動物なんて飼うものじゃない、という話ですね。
 動物たちも、野山で自由にやってたころことを思いだすし。
 「國に養はず」ってどういう意味だろう。
 確かに「拾ってきた私」が面倒を見ないといけないのかな、とは思う。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

posted by kingstone at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする