私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年02月05日

2月5日(金曜日) からき命まうけて、久しく病み居たりけり(徒然草)



 おはようございます。
 
 天気予報は晴れ時々曇り。
 予想最高気温は11℃。
 
 
原文『徒然草』全巻より


・ 第五十三段

 これも仁和寺の法師、童の法師にならむとする名殘とて、各遊ぶことありけるに、醉ひて興に入るあまり、傍なる足鼎をとりて頭にかづきたれば、つまるやうにするを、鼻をおしひらめて、顔をさし入れて舞ひ出でたるに、滿座興に入ること限りなし。

 しばし奏でて後、拔かむとするに、大かた拔かれず。酒宴ことさめて、いかゞはせむと惑ひけり。とかくすれば、首のまはり缺けて血垂り、たゞ腫れに腫れみちて、息もつまりければ、うち割らむとすれど、たやすく割れず、響きて堪へがたかりければ、叶はで、すべき樣なくて、三足なる角の上に、帷子をうちかけて、手をひき杖をつかせて、京なる醫師(くすし)の許(がり)、率(い)て行きけるに、道すがら人の怪しみ見る事限りなし。醫師の許(もと)にさし入りて、むかひ居たりけむ有樣、さこそ異樣なりけめ。物をいふも、くゞもり聲に響きて聞えず。「かゝる事は書にも見えず、傳へたる教へもなし」といへば、また仁和寺へ帰りて、親しきもの、老いたる母など、枕上により居て泣き悲しめども、聞くらむとも覺えず。

 かゝる程に、或者のいふやう、「たとひ耳鼻こそ切れ失すとも、命ばかりはなどか生きざらむ、たゞ力をたてて引き給へ」とて、藁の蒂(しべ)をまはりにさし入れて、金を隔てて、首もちぎるばかり引きたるに、耳鼻缺(か)けうげながら、拔けにけり。からき命まうけて、久しく病み居たりけり。



 何やろう?
 仁和寺の小僧さんが、正式のお坊さんになる得度式の後、祝いに酒盛りして、ちょけて「あしがなえ」を頭(ってか顔まですっぽり)かぶったら抜けなくなった、ってことか。

 酒は飲むは、ちょけてあほなことするは、と・・・昨日のもずらいとさんのコメントに曰く

「『いや、こいつらバカだから』と言う逸話」のひとつになるんやろな・・・


あし−がなへ 【足鼎】
   脚が三本ついている金属製の容器。単に「かなへ」とも。


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 こんなもん被って抜けんようなったら、そらえらいこっちゃなあ・・・


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2016年02月04日のつぶやき






























posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする