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 あくまでも、私個人の意見です。

2015年12月24日

暗黒物質とは何か 鈴木洋一郎著




暗黒物質とは何か 鈴木洋一郎著

 ゴシックは引用ですが、一部敬体を常体に直してます。

「ある」のはたしかだが正体不明な暗黒物質

 暗黒物質は、通常の物質(星や空気や私たちの体などを構成する原子や分子)とはまったく性質の異なる物質であることはわかっている。まったく光を発しないので見ることはできず、通常の物質とほとんど反応しないので、あらゆるものをスルスルと通り抜けてしまう。


 うむ〜〜、反応しないでスルスル通り抜けてしまう・・・ニュートリノがそういう粒子だとは聞いていたけれど、それがもっと徹底してるってか・・・

 しかし、後ろに出てきたけど、ニュートリノはほぼ光速だけど、暗黒物質はニュートリノに比べれば遅くて、粒子としては大きいって・・・大きいのに通り抜けることができるのか・・・

 で、わけわかんないのが「暗黒エネルギー」ってやつで、

 質量をエネルギーに換算した場合、宇宙の総エネルギーに占める割合。

・原子や分子でできている物質 4.9%
・暗黒物質          26.8%
・暗黒エネルギー       68.3%

 暗黒エネルギーについてはこの本では説明はあまり無かったんじゃないかな。

 暗黒物質については、

1.銀河団の質量を観測し計算したら、見えてる部分よりかなり重くないといけないとわかった。

2.銀河の回転が原子や分子でできた物質だけだと、中心部が速く回転し、周辺部は遅く回転するはずなのに、ほぼ同じ速さで動いてるから、見えないけれど重力源になるものがあるはずだ。

3.重力レンズがたくさん発見されたことにより、そのうちの多くは「見えない重力源」により光が曲げられてるから、暗黒物質があることは間違いなかろう、となったと。

 しかし・・・そんなにたくさん、重力源になるほどあるのに見えないって・・・

 ビッグバンの誕生直後は極めて高音で原子核さへ生まれることができない状態だった。しかしだんだん温度が下がり38万年後に3000℃(それで下がったんかい・・・)となって動きの鈍った電子が原子核につかまり、光がまっすぐに飛べるようになった。それを「宇宙の晴れ上がり」と言う。

 で、その後、濃い部分と薄い部分ができ、星や銀河が生まれてくるのだけど、それには「ゆらぎ」が必要。しかし宇宙背景輻射の「ゆらぎ」を観測したところ、その「ゆらぎ」では足りない。100倍の「ゆらぎ」が必要。その「ゆらぎ」を作りだしたものが暗黒物質であろう、と。

 しかしまあ・・・1平方cmあたり、(親指の爪くらい)毎秒10万個の暗黒物質が通り抜けているそうな。ちなみにニュートリノは9兆個だって・・・それだけの「物」が体に何の影響も与えず通り抜けてるのね・・・

 それをなんとか捕まえようという実験装置がXMASS。

XMASS

 で、他の宇宙線(つまり放射線)の影響を無くすために、カミオカンデと同じで地下に作ってるわけだけど、この装置のところに行くには防護服を着なければいけないんだって。これは人体の出す放射線が観測装置に影響を与えないため。
 ひえーっ、ですね。

 なお、先日梶田さんのノーベル賞受賞とともに話題になった重力波を検出するためのKAGRAについても少し解説されています。

KAGRA




posted by kingstone at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12月24日(木曜日) 少しことさめて(徒然草)



 こんばんは。

 朝の天気予報では最高気温16℃となってました。
 確かに今日は暖かかったです。


原文『徒然草』全巻より

・ 第十一段

 神無月(かみなづき)の頃、栗栖野(くるすの)といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遙かなる苔の細道をふみわけて、心細く住みなしたる庵あり。木の葉に埋(うず)もるる筧(かけい)の雫ならでは、露おとなふものなし。閼伽棚(あかだな)に、菊・紅葉など折りちらしたる、さすがに住む人のあればなるべし。

 かくても在られけるよと、あはれに見る程に、かなたの庭に大きなる柑子(こうじ)の木の、枝もたわゝになりたるが、まはりを嚴しく圍ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覺えしか。


 これ、参考書にも出てたな。
 閼伽棚(あかだな)の解説が「水桶をおいて、仏に供える水や花などを取り扱う棚。仏具などをすすいだりもする」とある。
 絵もついてて、すのこ状になってて水切りができるのかな?
 ネットでは画像があるんだろうか?
 おお、あるある。

元興寺 閼伽棚
 
仁和寺の閼伽棚

 でもって上のリンクには「ラテン語の「aqua(水)」の語源との説もあります。」だって。
 めっちゃ面白い。
 いい時代だなあ・・・


 でまあ、本文は、「すごくいい感じだと思ってたのに、みかん(の実が盗られないよう)に厳重な囲いをしてるのが興ざめだ」と。

 そういえば、神戸市の兵庫の和田岬には、昔大きなミカンの木があって、旅人が自由にとって食べていいことなっていた、という話が残ってる。そういう話が残ってるってことは、昔から「とっちゃダメ」というのは常識(?)になってたのかな?

posted by kingstone at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日のつぶやき
















































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする